天皇杯2018が元旦にやらない理由は?アジアカップの日程のせい?

今年で98回目を迎える「JFA全日本サッカー選手権大会」。

今年の決勝戦のカードは「浦和レッズVSベガルタ仙台」となりました!

その決勝戦が12月9日に開催され、日本一のサッカーチームが決まります。

ところで、天皇杯の決勝って本来なら1月1日(元旦)にやりますよね!

でもなんで今年はこの時期にやるんでしょうか?

今回は、天皇杯2018の決勝戦がなぜ元旦にやらないのか、その理由を詳しく解説していきたいと思います!

天皇杯ってなに?

ますは、天皇杯について簡単に説明します。

天皇杯こと全日本サッカー選手権大会は、「Jリーグ」「ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)」と並ぶ「国内サッカー主要大会」の1つとされており、冒頭でも述べたように、今年で98回目を迎える、日本で最も歴史があるサッカーの全国大会です。

Jリーグが誕生したのは25年前(1993年)なので、天皇杯は半世紀どころか1世紀も前からある大会なんですね。

Jリーグはプロサッカークラブのみが加盟することが出来ますが、天皇杯はアマチュアのサッカークラブや大学や高校のサッカー部も参加することが出来るので、まさしく真の日本一を決める大会というわけです!

天皇杯のような全国大会は、サッカーが盛んな欧州や南米各国でも開催されており、スペインの「国王杯」も天皇杯のような大会です。

この国王杯では、FCバルセロナのリオネル・メッシ選手(アルゼンチン代表)が5人抜きをしたことで話題になりましたよね。

天皇杯2018が元旦にやらない理由は?アジアカップの日程のせい?

大まかに言うと、今年の天皇杯の決勝が元旦じゃないのは、アジアカップが影響しています。

UAEで開催される来年のアジアカップは、年明けの1月5日から開幕します。

天皇杯に出場した選手の中には、アジアカップ日本代表に選出される選手が何人もいる可能性が高いです。

そのため、アジアカップには万全の態勢で臨んでもらうため、国内組の日本代表選手にしっかりと休養を取ってもらうことを目的に、アジアカップが開催される前年に行われる天皇杯の決勝は、日程を前倒しし、年内に日本一のサッカーチームが決まることになっています。

前回のアジアカップがあった2015年の前年である2014年の天皇杯決勝も12月に前倒しとなりました。

天皇杯の優勝賞金や特典は?

天皇杯の気になる優勝賞金は、選手の育成資金として「1億円」授与されます。

そして、優勝特典は「ACL(アジアチャンピオンズリーグ)」への出場権を獲得出来ます。

ただし、こちらは原則「J1クラブに加盟しているサッカークラブ」のみ出場権を獲得出来ます。

しかし、明治安田生命J1リーグでは「年間順位上位3チームはACL出場権獲得」というシステムになっています。

仮にJリーグでACL出場権を獲得していたクラブが天皇杯で優勝したらどうなるのか気になりますよね!

その場合、「Jリーグで年間4位だったクラブにACL出場権が繰り上げで獲得すること」になります。

今シーズンだと、4位のコンサドーレ札幌がACL出場権を獲得することが出来ましたね。

天皇杯2018が元旦にやらない理由は?アジアカップの日程のせい?:まとめ

今年の天皇杯決勝が元旦にやらないのは、アジアカップの日程を考慮し、選手の休養期間を確保するために前倒ししたことが理由でした。

今年の天皇杯を制するのは浦和レッズか、ベガルタ仙台か?

注目の一戦が始まります!

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