2018年秋ドラマとして、10月14日、日曜日夜9時よりTBS系でスタートした『下町ロケット』。
その第10話が、2018年12月16日に放送されました。
このドラマの原作は、第145回直木三十五賞を受賞した池井戸潤の小説『下町ロケット』シリーズの第3弾『下町ロケット ゴースト』です。
先週第9話のあらすじや感想はこちらです↓
『下町ロケット』第9話 あらすじや感想!無人農業ロボットの不具合の原因は?今回は、『下町ロケット』第10話のあらすじ、感想を紹介したいと思います。
この記事は『下町ロケット』第10話のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意下さい。
『下町ロケット』第10話 あらすじ【前半】
帝国重工から『アルファ1』のエンジンとトランスミッションの供給を依頼された佃(阿部寛)。
しかし、佃は社運をめぐり、引き受けるか否か葛藤していた。
そして、意を決した佃は明応大学で講師のアルバイトをしている島津(イモトアヤコ)の元を訪れた。
トランスミッションの経験がない佃製作所は、島津の力が必要だと考えた佃。
そこで、人の役に立つトランスミッションを作りたいと語っていた島津に「俺たちと一緒にその夢を叶えないか」と熱く訴えた佃だった。
佃が帰った後、現れたのは伊丹(尾上菊之助)だった。
伊丹も、また戻ってこないかと島津と一緒に仕事をする事を持ちかけるのだった。
そんな中、佃製作所の全員が集められ、佃から帝国重工のオファーを受けようと考えていることを伝えた。
だが、社員からは心配の声が上がった。
また、エンジンだけを引き受けて、トランスミッションは遠慮するという選択肢もあるのではないかという意見も出た。
立花(竹内涼真)は島津を天才だと言い、島津を超える人は到底いるとは思えないと語る。
そこへ入ってきたのは、島津本人だった。
島津を歓迎した社員らは、喜びの声を上げ拍手で迎えた。
「ようこそ、佃製作所へ!」と言い佃は笑顔で迎え、島津は笑顔で握手するのだった。
新しい仲間を迎え佃製作所は、会社全体が良い方向に向かっていた。
そんな時『ダーウィン』のモニター募集をスタートさせると報告を受け、焦る佃製作所の社員たち。
だが、島津はまだ早いと断言し、テストも十分にできていないトラクターを農家の人に使ってもらうべきではないと告げる。
そうした中でも、軽部(徳重聡)は、いつもマイペースに定時で帰る日々が続いていた。
そのため開発が進まないことから、立花は苛立ちを募らせていた。
そんな立花とや加納(朝倉あき)を飲みに誘った山崎(安田顕)。
軽部が言わないでくれと言ったから黙っていたと切り出し、軽部の家庭の事情を話し始めた。
軽部は心臓が悪い娘を送り迎えに行かなくてはいけないため定時に一旦上がらなければならないことを明かした。
会社に戻った立花と加納は、まだ軽部が仕事をしている姿を見つける。
全国、軽部アンチ
謝ろう。いや俺だ….🙇♂️🙇♂️🙇♂️#下町ロケット pic.twitter.com/KoIANI0hFR
— aki (@aki_GR2018) 2018年12月16日
そこで初めて軽部は1人で残業して、全部検証していたことを知る立花だった。
翌日、努力の甲斐あって、島津が依頼した調整を見事にクリアした軽部。
そんな軽部に、任せて良かったと語る島津。
島津が「これからもよろしく!軽ちゃん!」と言うと軽部は「よろしく…島ちゃん!」と答えた。
軽ちゃん、島ちゃんコンビ誕生〜
#下町ロケット pic.twitter.com/aDkOY8K18z— AKI (@9tSffh5yW6YgmCf) 2018年12月16日
その言葉に一気に現場の雰囲気が明るく和むのだった。
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『下町ロケット』第10話 あらすじ【後半】
佃は実験用の農場を探し回っていたが、なかなか見つけることができなかった。
そんな中、殿村(立川談春)の父親の予想どおり、大雨になっていた。
殿村家の田んぼ絶体絶命…#下町ロケット pic.twitter.com/Xe766iffiW
— aki (@aki_GR2018) 2018年12月16日
もう少し早ければ刈り入れを済ませることができたと悔しがる殿村。
そうしているうちに、殿村の地域に避難指示が出て殿村の家族も避難することに。
その直後、信濃川の堤防が一部決壊し、冠水が始まってしまった。
殿村が精魂込めて育てた稲は、全滅だった。
ある日、佃と山崎、そして財前(吉川晃司)が殿村の自宅を訪れていた。
実験用の農場にすることを一度は断っていた殿村の父親に、再度それを頼んだ。
その後の米作りに影響が出ないよう細心の注意を払うことを伝え、実験後は無人トラクターを無償で貸すことを提案する。
しかし、殿村の父親の答えはやはり変わらなかった。
更に、父親は人の不幸につけ込んで商売に利用しようとしていると言い出す。
それを聞いた佃は「そう捉えられてしかたありませんし、商売を否定するつもりもない」と切り出し、無人農業ロボットにかける思いを語り出した。
農業の担い手を増やし、農業の危機を救うためにこの実験は必要だと佃は熱く語った。
そして、今回の被害を受けて、殿村に佃製作所に戻ってはどうかと声をかけた佃は断られたことを明かした。
どんなリスクがあろうとも人生をかけてでも絶対に守ろうとした殿村の力になりたいと思ったことを告げる佃。
佃は思いを語り、考え直してくれるよう殿村の父親に頼み、頭を下げた。
頭を下げる3人を見て、涙ぐんだ殿村は「なんとか言ってくれよ…」と言った。
殿村の父親は佃たちの思いを知り「農業を守ろうとしていた人がここにいたんですね」と切り出し、涙ながらに「日本の農業を救ってやって下さい」と今度は殿村の父親が頭を下げた。
殿村家の米作りは不滅なり!!!#下町ロケット pic.twitter.com/ZY8cW8HUUl
— aki (@aki_GR2018) 2018年12月16日
そんな時、財前がやって来て、佃たちに、帝国重工が首相の前での実演を依頼された事を告げる。
一方で、ダーウィンプロジェクトも首相肝いりICTの農業推進プログラムに認定され、首相の前での実演を依頼されていた。
それは、『ダーウィン』と『アルファ1』との再対決ということになり…。
『下町ロケット』第10話 感想
島津は、変わってしまった伊丹の誘いを断り、必要とされている佃製作所で働くことになりましたね。
島津が佃製作所に入ってくるシーン、とても感動しました。
いつも定時で帰る軽部のそんな事情があったなんて驚きました。
軽部はみんなに分からないように、残業して努力していたのですね。
そんな軽部と島津は、島ちゃん、軽ちゃんと呼び合って、とても良い関係になりつつありますよね。
日本の未来の農業を考える佃製作所、そして殿村親子の熱い思い、素敵ですよね。
涙を流して頭を下げる殿村の父親の日本の農業を救って下さいというシーン感動しました。
いい役者さんが揃っているので、俳優さんだということを忘れて没頭できる。
最後の、殿村おじいさんを説得するシーンは魂のぶつかり合いで思わず泣きそうになった。— 戯言ちゃん (@zaregotochan702) 2018年12月16日
『下町ロケット』第10話 まとめ
佃製作所に島津が加わり、ダーウィン以上のトランスミッションができるのは間違いないですよね。
大逆転は果たしてあるのか?『ダーウィン』と『アルファ1』の対決が楽しみですね。
きっと未来の農業を救おうとする佃製作所の社員らの熱い思いがあれば、勝利できると思いたいです。
来週はいよいよ最終回ですが…。
もしかしたら、正式の発表はないですが…最終回ではなく、新春ドラマスペシャルでの最終回なのかもしれません。
その辺も含め、楽しみにしたいと思います。
来週の第11話は、2018年12月23日に放送されます!
今週ついに最終回!予告はこちら✅#12月23日放送📺#下町ロケット #池井戸潤 #TBS #日曜劇場 pic.twitter.com/SrwR3LhVf1
— 【公式】日曜劇場「下町ロケット」🚀💫12月23日ついに最終回✨📺 (@rocket_tbs) 2018年12月17日
是非、ご覧下さい!
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