映画「十二単衣を着た悪魔」 11月6日(金)に公開決定

映画「十二単衣を着た悪魔」が 11月6日(金)に公開決定されました。

映画「十二単衣を着た悪魔」とは、作家・内館牧子さんの長編小説『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』が原作の映画です。

監督は女優の黒木瞳さん、黒木さんは、今回で4年ぶり2作目の監督仕事となります。

黒木瞳さん 映画化熱望

黒木さんは内館牧子さんと親交があり「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」(幻冬舎文庫)を12年の初版時に読んで魅了され、以前から映画化を熱望されていた。

概要

物語は、冴えないフリーター青年・雷(らい)<伊藤健太郎>が、突然「源氏物語」の世界へタイムトリップし、そこで出会った奔放で強い女性に翻弄されながら、成長していく。  主役の雷は伊藤健太郎さん、弘徽殿女御を三吉彩花さんが演じる。

内館牧子さんは、「源氏物語」に出てくる女君の中で、弘徽殿女御が一番好きだったことから、弘徽殿女御の目線からの源氏物語を読み解く内容。

弘徽殿女御<三吉彩花>は、源氏物語の中では、脇役で意地悪な嫌われ者、野心家の悪役的なイメージだが、息子を帝にしようとキャリアウーマン的なハートと冷静な分析力をもつ人物となっている。

連想される作品?

「十二単を着た悪魔」と聞いて、タイトルが同じような洋画がピンときます。
映画「プラダを着た悪魔」です。

弘徽殿女御のイメージが「プラダを着た悪魔」だったようで、生まれたのが1000年早いキャリアウーマンとして、タイトルが「十二単を着た悪魔」となっているようです。

主なキャスト

弘徽殿女御の夫・桐壺帝役で伊勢谷友介さん、弘徽殿女御の父・右大臣役にラサール石井さん、雷がタイムトリップした先で妻となる倫子を伊藤沙莉さん、その他、戸田菜穂さん、笹野高史さん、山本紅葉さんなどとなっている。

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