横綱不在の中開催された大相撲九月場所は、千秋楽まで大混戦となりましたね!
今回は、大相撲九月場所の結果発表と総評、さらに、来場所開催予定の11月場所の番付予想も行っていきたいと思います。
最後まで楽しんでいってください!
大相撲九月場所の結果発表!
今年の九月場所は、東関脇「正代」が、「13勝2敗」で悲願の初優勝を果たしました!
今年は一月場所と先場所(七月場所)でも優勝争いに加わる大活躍をしましたが、残念ながらあと一歩のところで賜杯を手にすることが出来ませんでした。
しかし、今場所は最後まで優勝争いの先頭を走り、悲願の初優勝を果たしました。
熊本県出身力士としては、年6場所制が定着して以降初の快挙です!
そして同時に、大関昇進も決定的となり、時津風部屋からは1963年の豊山(先々代時津風親方)以来57年ぶりの大関誕生となります!
以下九月場所各段の結果です。
幕内最高優勝:正代(東関脇:初:時津風部屋)成績:13勝2敗
準優勝:貴景勝(西大関:千賀ノ浦部屋)成績:12勝3敗
十両優勝:千代の国(西十両十一枚目:九重部屋)成績:14勝1敗
幕下優勝:寺沢(東幕下四十二枚目:高砂部屋)成績:7戦全勝
三段目優勝:北天海(東三段目二十枚目:尾上部屋)成績:7戦全勝
序二段優勝:北青鵬(西序二段十四枚目:宮城野部屋)成績:7戦全勝
序の口優勝:久之虎(西序の口五枚目:出羽海部屋)成績:7戦全勝
三賞
殊勲賞:正代(初)
敢闘賞:正代(6回目)、翔猿(初)
技能賞:該当なし
※正代は幕内最高優勝と同時に、殊勲賞と敢闘賞を受賞しました。
九月場所の総評
今場所は初日から白鵬、鶴竜の2横綱が揃って休場だけでなく、玉ノ井部屋で新型コロナウイルスの集団感染が発生など波乱の幕開けとなりました。
抜きん出ているといった優勝候補がいなかったので、今場所は混戦になると予想していましたが、見事にそうなりましたね。
場所前は、朝乃山と優勝予想していましたが、肝心の朝乃山は初日から3連敗を喫するなどまさかの展開となりました。
しかしその後は持ち直し10勝5敗で場所を終えたものの、先場所の活躍を考えると物足りないですね。
やはり序盤の3連敗が大きかったと思います。
ちなみに、この時は高砂部屋の大先輩で元横綱朝青龍のドルゴルスレンギーン・ダグワドルジさんがツイッターで叱責していていました。(名指しではなかった)
十一月場所の番付予想!
東西の横綱は今場所と変化はありませんが、正代が大関に昇進したことで関脇の椅子が1つ空きます。
東 西
横綱:白鵬 横綱:鶴竜
大関:貴景勝・正代 大関:朝乃山
関脇:御嶽海 関脇:隆の勝
小結:照ノ富士 小結:霧馬山or高安
来場所は3大関の場所となります。
今場所は東西の大関、関脇、前頭筆頭は勝ち越しましたが、その他の上位は全て負け越したので、東前頭五枚目の霧馬山か六枚目の高安が小結まで上がりそうですね。(成績は高安のほうが良い)
東前頭筆頭の照ノ富士は途中休場しましたが、既に勝ち越しを決めていたので来場所の返り三役は確実、西前頭筆頭の隆の勝は10勝5敗という好成績はもちろんですが、正代の大関昇進と今場所張出関脇だった大栄翔、両小結が揃って負け越したため、隆の勝が来場所関脇に上がる可能性があります。
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十一月場所の展開予想
白鵬はケガの具合がまだ良くないため、十一月場所も休場する可能性が高いです。
そして鶴竜は、進退を掛ける大事な場所になります。
今場所優勝した正代は新大関として迎える初めての場所で、貴景勝、朝乃山はもちろん優勝を目指します。
特に貴景勝は、小結だった2年前の十一月場所で初優勝を果たしている縁起の良い場所なので注目です。
三役に復帰する照ノ富士にとって十一月場所は因縁の場所で両横綱に雪辱を果たしたいところですが、膝の状態がまだ万全ではないので少し不安が残りますね。
まとめ
今回は、大相撲九月場所の結果と総評、十一月場所の番付と展開を予想していきました。
十一月場所は一年納めの場所なので、どのような展開になるのか注目です!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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