1月10日から24日まで開催された大相撲一月場所(初場所)は、平幕の大栄翔の初優勝で幕を閉じました。
場所直前に新型コロナウイルスの影響で、横綱白鵬をはじめとする力士65人が休場した異例の場所となりましたが、無事に15日間開催されました。
今回は、大相撲一月場所の結果と、一月場所の総評をしていきたいと思います!
また、次の三月場所(春場所)の番付についても予想していきたいと思いますので、最後まで楽しんでいってください!
2021大相撲一月場所の結果発表!
上でもお伝えしましたが、今年の一月場所は、平幕の大栄翔が初優勝を果たしました!
埼玉県出身力士としては史上初めての幕内最高優勝なので、また新しい歴史が生まれましたね。
大栄翔の出身高校「埼玉栄高校」出身力士としては、豪栄道、貴景勝に次ぐ史上3人目の優勝で、先場所の十一月場所では貴景勝が優勝したので、2場所連続で埼玉栄高校出身の力士が場所を制したことになります。
以下、各段の優勝力士です。
幕内:大栄翔(西前頭筆頭:追手風部屋・埼玉県出身)成績:13勝2敗
十両:剣翔(東8枚目:追手風部屋・東京都出身)成績:12勝3敗
幕下:魁(西19枚目:芝田山部屋・モンゴル出身)成績:6勝1敗
三段目:小城ノ浜(東54枚目:出羽海部屋・神奈川県出身)成績:7戦全勝
序二段:野上(東15枚目:尾車部屋・青森県出身)成績:7戦全勝
序の口:熱海富士(東25枚目:伊勢ケ濱部屋・静岡県出身)成績:6勝1敗
三賞受賞力士
・殊勲賞
大栄翔(西前頭筆頭:追手風部屋)3回目
・敢闘賞
該当なし
※西前頭15枚目の「琴ノ若」と西前頭16枚目の「明瀬山」は、「千秋楽に勝てば受賞」の条件付きでしたが、いずれも千秋楽で敗れたため受賞はなりませんでした。
・技能賞
大栄翔(西前頭筆頭:追手風部屋)初受賞
照ノ富士(東関脇:伊勢ケ濱部屋)3回目
翠富士(西前頭14枚目:伊勢ケ濱部屋)初受賞
※大栄翔は「千秋楽に勝って優勝すれば」、照ノ富士、翠富士は「千秋楽に勝てば」という条件付きの受賞でしたが、いずれも千秋楽で勝って受賞を決めました。
1場所で技能賞を3人受賞するのは初です。
一月場所の総評!
まず、初優勝を果たした大栄翔関、おめでとうございます!
力強い素晴らしい相撲で三役を総なめにし、埼玉県勢初の幕内優勝という新たな歴史を作りました。
来場所は三役返り咲きはほぼ間違いないので、来場所以降の活躍も楽しみですね。
また、優勝には届きませんでしたが、角番だった正代、朝乃山の両大関も終盤まで優勝争いに加わり場所を盛り上げてくれました。
初めての角番で苦しかったと思いますが、大関としての責任は果たしたのではないでしょうか。
先場所13勝を挙げ大関返り咲きの足固めを目指した照ノ富士は、今場所2大関を破るなど11勝4敗の好成績で技能賞を受賞しました。
まだ膝の状態が万全ではないとは思いますが、いよいよ大関返り咲きが見えてきました。
大関昇進への目安である「三役で直近3場所で33勝」ですが、照ノ富士は先場所13勝、今場所11勝だったので、合計で24勝になり、来場所は9勝すれば目安に届きます。
ただ、やはり大関を目指すには10勝以上しておきたいですね。
さて、今場所の最大の注目であった貴景勝ですが、がっかりでしたね・・・
綱取りの場所で最大の壁となったであろう白鵬がコロナの影響で休場し、鶴竜もケガで休場したので貴景勝にとってはビッグチャンスだったと思います。
しかし場所が始まってみれば初日から4連敗でその後も立ち直すことが出来ず、無念の途中休場となりました。
休場の理由は負傷によりものでしたが、本当の理由はメンタルに問題があったのではないでしょうか。
綱取りから一転、来場所は角番なので、まずはカド番を脱出することだけに集中ですね。
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例年の一月場所はこんな場所!
一年初めの一月場所は例年だと、天皇皇后両陛下や天皇ご一家が相撲観戦に訪れる「天覧相撲」がよく行われる場所として非常に賑わっています。
ただ今年の一月場所はコロナの影響で多数の休場力士が出たり、場所直前に政府が緊急事態宣言を再発令したことにより普段のような賑わいがありませんでした。
来年の一月場所は通常開催に戻り、賑わいが戻ってくれることを願っています。
三月場所の番付予想!
まず、本来なら大阪で開催される三月場所(春場所)ですが、今年はコロナの影響で東京(両国国技館)での開催となりました。
昨年の七月場所(名古屋場所)から地方場所は全て東京での開催に変更されることになりました。
三月場所を大阪で開催されるようになった1953年以降では初めてのことです。
昨年の三月場所は通常通り大阪で開催されましたが、無観客で行われたことは記憶に新しいと思いますが、今回は開催地が変更になったものの、観客を入れての開催だと思います。
そして一月場所をコロナの影響などで休場した65人の力士の措置についてですが、幕下以下は一月場所の番付を「据え置き」に。
十両以上は、「番付を一枚ずつ下げる」ことになりました。
ただ、幕内の上位陣はほとんど番付に影響しないと思います。
一月場所は貴景勝以外の三役力士は全て勝ち越したので、三月場所は現在の番付を維持するのは間違いないです。
注目なのが、一月場所優勝した大栄翔です!
西前頭筆頭で13勝と大勝ちしたので、来場所は返り三役は間違いないですね。
東の「張出関脇」の可能性が高いですが、番付編成会議でどのようになっているのか気になります。
十両ではコロナの影響で休場した力士が多数存在するので、今場所10勝を挙げた宇良も、場合によっては返り入幕の可能性がありますね。
返り入幕ではなくても、十両筆頭か2枚目あたりまで番付を上げるのは、ほぼ間違いないと思います。
まとめ
今回は、大相撲一月場所の結果と総評や、次の三月場所の番付を予想してきました!
三月場所は開催地が大阪から東京に変更となりましたが、何事もなく無事に開催されることを願っています。
そして、三月場所も力士達の熱い取り組みに注目です!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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