本来は大阪で開催されるはずであった今年の大相撲春場所は、新型コロナウイルスの影響で東京・両国国技館での開催となりました。
大阪で開催されたものの無観客だった昨年同様異例となった春場所は、大関復帰が掛かっていた関脇照ノ富士が3度目の優勝を果たし幕を閉じました。
今回は、大相撲春場所の結果と総評、そして、5月に開催予定の夏場所の番付予想も行っていきたいと思います。
最後まで楽しんでいってください!
大相撲春場所2021の結果!
ここでは、大相撲春場所の各段優勝力士と三賞受賞者を紹介していきます!
各段優勝力士
幕内:照ノ富士(東関脇・伊勢ケ濱部屋)成績:12勝3敗
十両:白鷹山(西十両9枚目・高田川部屋)成績:11勝4敗
幕下:阿炎(西幕下56枚目・錣山部屋)成績:7戦全勝
三段目:高麗の国(西三段目45枚目・芝田山部屋)成績:7戦全勝
序二段:熱海富士(西序二段48枚目・伊勢ケ濱部屋)成績:7戦全勝
序ノ口:村山(西序ノ口21枚目・鳴門部屋)成績:7戦全勝
三賞受賞力士
殊勲賞:照ノ富士(東関脇)
敢闘賞:明生(東前頭3枚目)・碧山(西前頭12枚目)
技能賞:若隆景(西前頭2枚目)
春場所の総評!
まず、照ノ富士は今場所前は大関昇進の目安が24勝だったので、9勝すれば目安に届き、2桁だと大関文句なしでしたが、2桁どころか優勝で大関復帰を決めたのは素晴らしいです。
一時は序二段まで番付を落としましたが、2年で元の地位に戻ったのは、照ノ富士関の血の滲むような努力と根性だと思っています。
来場所は大関として迎え、いよいよ残る1つ上の地位を目指していくことになりますね。
横綱といえば、白鵬は今場所初日・2日目と出場して連勝しましたが、膝の負傷を理由に突然休場したのには驚きました。
しかも、膝を手術したことで来場所は出場不可能で、その次の7月場所(名古屋場所)で進退を懸けることを初めて明言していましたね。
やっぱり今場所は万全ではない中での出場だったのでしょう。
そしてもう一人の横綱鶴竜が引退を表明しましたね。
一時期は4横綱となっていましたが、番付上は白鵬の1人横綱に逆戻りとなってしまいました。
しかし、その白鵬でさえ満身創痍なので、しばらくは横綱不在の場所がまだ続きそうです。
大関陣では、貴景勝はカド番を脱出し朝乃山は終盤まで優勝争いを繰り広げまずまずの結果でしたが、正代が負け越し来場所角番になってしまったのが残念です。
しかも、全員照ノ富士に敗れているので、このままだと、あっという間に照ノ富士に追い越されてしまう可能性があります。
横綱不在の中看板力士である大関陣が奮わないとファンはガッカリしてしまうので、来場所の活躍に期待したいです。
照ノ富士と最後まで優勝を争った高安も徐々に調子が戻ってきており大関復帰へ足固めしたいところですが、終盤3日間星を落としたのが悔やまれます。
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来場所の番付予想!
5月に開催される夏場所ですが、昨年はコロナの影響で中止となり2年ぶりの開催となります。
前回の夏場所では、当時平幕だった朝乃山が優勝を果たした場所で、大関として初めて、そして夏場所連覇へ注目です。
上位陣の番付では、照ノ富士が大関に昇進したことで関脇の席が1つ空きます。
それを踏まえた番付予想です。
・横綱
東:白鵬(休場)
西:不在
・大関
東:朝乃山・貴景勝
西:正代・照ノ富士
・関脇
東:高安
西:隆の勝
・小結
東:御嶽海
西:大栄翔
隆の勝、御嶽海、大栄翔は番付を下げる可能性がありましたが、千秋楽に揃って勝ち越しを決めたことで三役の地位を守りました。
今場所小結で2桁勝利を挙げた高安は、来場所は関脇返り咲きが濃厚です。
隆の勝、御嶽海は三役に定着してきているので、そろそろ優勝争いに加わるような成績が欲しいところです。
まとめ
照ノ富士が再び大関として挑む来場所はどんな熱い相撲を見れるのか楽しみです!
今回は、大相撲春場所の結果と総評、来場所の番付予想を紹介していきました!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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