大相撲初場所2022の結果と総評!来場所の番付も予想!

一年始めの大相撲初場所は、関脇「御嶽海」が13場所ぶり3回目の優勝を果たしました。

今回は、大相撲初場所の結果と総評、さらに、3月に開催される春場所の番付も予想していきたいと思います!

最後まで楽しんでいってください!

大相撲初場所2022の結果!

冒頭でも述べたように、今年の初場所は、関脇御嶽海が13勝2敗で、約2年ぶりとなる13場所ぶり3回目の優勝を果たしました。

また御嶽海は、三役(関脇)の地位で、秋場所9勝、九州場所11勝、今場所の13勝で、大関昇進の目安とされる「三役で直近3場所で33勝」を達成しました。

そしてこの結果を受けて、昇進問題を預かる審判部が、場所後に御嶽海の大関昇進を決める臨時理事会の開催を八角理事長に明言したことで、事実上の大関昇進が決まりました。

以下、各段の優勝力士と三役受賞力士です!

各段優勝力士

『令和四年 一月場所 優勝力士』

幕内:御嶽海(東関脇 出羽ノ海部屋)成績:13勝2敗

十両:琴勝峰(西十両2枚目 佐渡ヶ嶽部屋)成績:11勝4敗

幕下:西川(東幕下35枚目 境川部屋)成績:7戦全勝

三段目:向中野(西三段目81枚目 宮城野部屋)成績:7戦全勝

序二段:朝阪神(西序二段27枚目 高砂部屋)成績:7戦全勝

序ノ口:中島(西序ノ口16枚目 武蔵川部屋)成績:7戦全勝

三賞受賞力士

殊勲賞:阿炎(初)

敢闘賞:琴ノ若(2回目)

技能賞:御嶽海(3回目)

初場所の総評

2016年の琴奨菊以降、昨年まで6年連続で初優勝力士が誕生していた初場所ですが、今場所は優勝経験のある御嶽海が制しました。

しかし、先場所優勝争いに加わった阿炎が今場所も千秋楽まで優勝争いに加わっており、もしかすると7年連続で初優勝力士が誕生し、3年連続で平幕力士が優勝かと期待されていました。

しかし、今場所好調で大関取りが懸かっていた御嶽海が本割で照ノ富士に勝ち、一発で優勝を決めました。

御嶽海は終始落ち着いて相撲を取っており、久々の優勝と大関昇進に花を添えました。

仮に本割で照ノ富士が勝っていた場合、照ノ富士、御嶽海、阿炎が12勝3敗で並び、3人による「優勝決定巴戦」になる可能性がありました。

幕内で優勝決定巴戦になっていた場合、1994年(平成6年)以来28年ぶりとのことで、そうなれば最終盤で場所が面白くなっていましたが、ここは御嶽海の相撲の上手さを称えるべきでしょう。

優勝決定巴戦の実現は、来場所以降に持ち越しです。

照ノ富士は新横綱からの3連覇を目指していましたが、膝の具合の影響もあるのか11勝4敗で場所を終えました。

しかし、最後まで優勝を争い一人横綱の責任を果たしているのは流石です!

そして、先場所に続いて千秋楽まで優勝を争った阿炎は、12勝3敗の準優勝で堂々の殊勲賞を受賞。

番付上、来場所の三役復帰は若干厳しいかもしれませんが、上位総当たりになる地位まで番付を上げるのは間違いないので、来場所の活躍にも期待です。

また、阿炎同様今場所平幕で二桁勝利を挙げて場所を盛り上げた琴ノ若、豊昇龍、阿武咲も、来場所幕内上位に上がるのは間違いないので注目です。

しかし、豊昇龍や阿武咲が三賞候補にも挙がらなかったのが残念です。

また、今場所自己最高位の東前頭二枚目で臨んだ宇良は、千秋楽に勝ち越しを決め、来場所で新三役の可能性がかなり高くなってきました。

照ノ富士同様、大怪我を乗り越えて更なる高みを目指してほしいですね。

その一方で、貴景勝、正代の両大関陣は不甲斐ない結果に終わってしまい残念です。

途中休場の貴景勝と負け越した正代は、来場所角番を迎えます。

両大関は来場所巻き返してほしいところですね。

来場所の番付予想!

ここからは、3月に開催される春場所の番付を予想していきたいと思います。

横綱

東:照ノ富士

西:なし

大関

東:貴景勝、御嶽海(新)

西:正代

関脇

東:若隆景

西:宇良

小結

東:逸ノ城

西:隆の勝

今場所西関脇の隆の勝は負け越しましたが、7勝8敗だったので、来場所は小結に留まります。

御嶽海が大関に昇進し、東小結の明生、西小結の大栄翔が負け越し三役から陥落するので、現時点で三役の席は3つ空いています。

番付順だと、東前頭筆頭で9勝を挙げて勝ち越した若隆景が「東の関脇」、東前頭二枚目で8勝だった宇良が「西の関脇」、西前頭二枚目で8勝だった逸ノ城が「東の小結」になる可能性があります。

三役経験が無い宇良は番付通りだと飛び級で関脇まで上がる可能性がありますが、今場所12勝の大勝ちをした三役経験のある阿炎が、場合によっては一気に関脇まで上がることも有り得ます。

となると、宇良は小結まで上がるのかもしれませんね。

大相撲の番付は、「東の力士の方が番付が上がりやすい」仕組みになっているので、東の力士が優先的に番付が上がります。

その為、宇良は来場所の新三役はほぼ間違いないのかもしれませんね。

まとめ

今回は、大相撲初場所の結果や総評、次の春場所の番付予想について紹介していきました!

御嶽海関、優勝おめでとうございます!

そして、出場された力士や関係者の皆さんも15日間お疲れ様でした。

来場所も注目です!

最後までご覧になっていただきありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください