日本代表がドイツとスペインを破りアジアで史上初の2大会連続決勝トーナメント進出を果たし日本中が熱狂したカタールW杯は、アルゼンチンが3回目の優勝を果たし幕を閉じました。
そして年が明けて2023年は、2026年に開催されるW杯に向けて新たな戦いが始まろうとしています。
ところで、2026年のW杯はアメリカ、メキシコ、カナダの3ヶ国共催となり、出場国がカタールW杯の32ヶ国から48ヶ国に拡大されます。
そこで今回は、出場枠が大幅に拡大される2026年のFIFAワールドカップについて紹介していきます!
また、出場枠拡大でアジアに与えられる出場枠や予選方式はどのようになるかも解説していきます。
最後まで楽しんでいってください!
2026年FIFAワールドカップは北中米3ヶ国共催!
冒頭でも触れたように、2026年のW杯は、アメリカ、メキシコ、カナダの北中米3ヶ国で共催されます。
そのため2026年の大会は、「北中米W杯」と言われています。
複数の国で共催になるのは、2002年の日韓大会以来ですね。
アメリカは1994年以来、メキシコは1970年、1986年以来3回目、カナダは初めての開催となります。
2026年FIFAワールドカップは出場国が48ヶ国に拡大!
2026年のW杯の大きな変更点は、出場国が48ヶ国に増えることです!
これにより、大会形式や各大陸の出場枠も変更になっています。
2026年FIFAワールドカップの大会方式は?
カタールW杯までは出場32ヶ国を「4ヶ国ずつ8つのグループに分けて各組上位2ヶ国が決勝トーナメントに進出」でしたが、北中米W杯は、「3ヶ国ずつ16のグループに分けて各組上位2ヶ国が決勝トーナメントに進出」になる予定でした。
しかし、FIFAのインファンティーノ会長がカタールW杯のグループステージで日本などが強豪国を相次いで勝利し予想以上の盛り上がりを見せたことで、「4ヶ国ずつ12のグループに分ける」提案をしました。
北中米大会の大会方式はまだ決まっていませんが、後者については4ヶ国ずつ12のグループに分けた場合、「各組上位2ヶ国と、各組3位のうち、成績上位8ヶ国を決勝トーナメントに進出」する案が浮上しています。
元々の3ヶ国を16のグループで行う場合は、決勝まで現在の7試合で済みますが、4ヶ国を12のグループに分けると、これまでより1試合多く試合をしなければならないので、盛り上がる一方で選手やスタッフの負担が増えることになりますね。
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2026年FIFAワールドカップ各大陸の出場枠は?
出場枠が48に増えることで、各大陸の出場枠はこのように変わりました。
欧州(UEFA):16 旧出場枠:13 +3
南米(CONMEBOL):6 旧出場枠:4.5 +1.5
アジア(AFC):8.5 旧出場枠:4.5 +4
北中米カリブ(CONCACAF):6 旧出場枠:3.5 +2.5※
アフリカ(CAF):9 旧出場枠:5 +4
オセアニア(OFC):1 旧出場枠:0.5 +0.5
プレーオフ:2
※北中米カリブの6枠は、開催国となるアメリカ、メキシコ、カナダを含めた数なので、予選を経ての出場国は実質「3」です。
アジアやアフリカの出場枠が大幅に増えましたね。
また、これまでは大陸間プレーオフで勝たなければW杯に出場することが出来なかったオセアニア地区にも1枠与えられることになったので、北中米大会から必ず1ヶ国はオセアニアのチームが出場することになりました。
プレーオフの2枠は、欧州を除いた各大陸の代表国と、開催国の大陸を含めた代表国による「プレーオフトーナメント」で出場枠を争うようです。
2026年FIFAワールドカップアジア予選はどうなる?
出場枠が4枠増えたアジアは、予選方式が変更になっています。
ここからは、カタールW杯の予選と比較して変更点を解説していきます。
1次予選
カタールW杯:FIFAランキング下位12チームを2チームずつ6組に分け、ホーム&アウエー方式で対戦し、勝利した6チームが2次予選進出。日本などFIFAランキング上位33チームは2次予選からの参加。
2026年W杯:FIFAランキング下位22チームがホーム&アウエー方式で対戦し、勝利した11チームが2次予選進出。
日本などFIFAランキング上位25チームは2次予選からの参加になる。
2次予選
2次予選からFIFAランキング上位の国が参加して行われます。
また2次予選は、アジアカップ予選を兼ねており、2次予選を突破したチームがアジアカップ出場権を獲得します。
カタールW杯:FIFAランキング上位33チームと1次予選を勝ち上がった6チームに加え、開催国のカタールを含めた40チームを5チームずつ8つの組に分けて、ホーム&アウエーのグループ総当たり戦を行い、各組上位1チームと、各組2位のうち、成績上位4チームの計12チームが3次予選(最終予選)進出するとともに、2023年に中国(後に2024年にカタール開催に変更)で開催されるアジアカップの出場権を獲得。
開催国のカタールはアジアカップ予選も兼ねていたため2次予選には参加したが、所属グループ1位だったため、2位グループ5位が繰り上がりで3次予選進出。
2026年W杯:FIFAランキング上位25チームと1次予選を勝ち上がった11チームの計36チームを4チームずつ9グループに分けてホーム&アウエー方式のグループ総当たり戦を行い、各グループ上位2チーム計18チームが3次予選に進出するとともに、2027年に開催されるアジアカップの出場権を獲得。
3次予選
カタールW杯:2次予選を突破した12チームを6チームずつ2つの組に分けて、ホーム&アウエー方式のグループ総当たり戦を行い、各組上位2チームがW杯本大会出場権を獲得。
各組3位は、大陸間プレーオフ進出をかけたアジアプレーオフに進出。
2026年大会:2次予選を突破した18チームを6チームずつ3グループに分け、ホーム&アウエーのラウンドロビン方式で試合を行い、各組上位2チーム(計6チーム)がW杯本大会に進出。
各組3位と4位のチームは4次予選に進出。
ラウンドロビン方式とは、決定した対戦を順番に行っていく方式で、カタールW杯最終予選で日本が入ったグループBのような順番で試合を行う方式です。
4次予選
3次予選で各組3位と4位だった6チームが3チームずつ2つのグループに分かれ、各グループ1位がW杯本大会出場権を獲得。
各組2位が大陸間プレーオフに進出するプレーオフに進出。
これまでは3次予選が最終予選と位置付けられていましたが、2026年大会の予選からは4次予選が最終予選と位置付けられそうですね。
まとめ
今回は、出場国が48ヶ国に拡大する2026年のFIFAワールドカップと、アジア予選の方式について紹介していきました!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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