プロ棋士の藤井聡太氏がまたしても快挙を達成しました!
2023年6月1日に行われた名人戦7番勝負で、渡辺明名人を4勝1敗で勝利し初めて名人のタイトルを獲得し、史上最年少で名人と既に所持している6つのタイトルを含め「七冠」を達成しました!
今回は、史上最年少で名人を達成し七冠とった、藤井聡太七冠について紹介していきます!
また、藤井聡太七冠は将棋の八大タイトルを全て獲得する(八冠)可能性がどのくらいあるのか、そちらについても解説していきたいと思います!
最後まで楽しんでいってください!
藤井聡太さんのプロフィール!
まずは、藤井聡太七冠のプロフィールを紹介していきます!
藤井聡太|棋士データベース|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)
名前:藤井聡太(ふじい・そうた)
生年月日:2002年7月19日
出身地:愛知県瀬戸市
プロデビュー:2016年12月24日
段位:九段
師匠:杉本昌隆八段
獲得タイトル:棋聖・王位・叡王・竜王・王将・棋王・名人
プロデビューまで
5歳だった2007年夏に将棋に出会い、その年の12月、地元瀬戸市内の将棋教室に入会しました。
以降プロデビューまで将棋に打ち込み、14歳2016年10月にプロ棋士になれる「四段」に昇段し、14歳2ヶ月で史上最年少プロ棋士となりました。
ちなみに、中学生棋士は、加藤一二三元九段、谷川浩司九段、羽生善治九段、谷川明前名人に続いて史上5人目です。
「詰将棋」を得意としており、
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プロデビューから29連勝で『藤井フィーバー』到来!
2016年12月24日、当時の加藤一二三九段との対局で史上最年少でプロ棋士デビューを果たした藤井聡太七冠ですが、デビューから破竹の勢いで連戦連勝していきます。
藤井聡太七冠が一躍注目されたのが2017年で、プロデビューから29連勝を果たすなど連日ニュースになり、「藤井フィーバー」と呼ばれるほど社会現象を巻き起こしました。
初のタイトル獲得!
藤井聡太七冠が初めてタイトルを獲得したのは、2020年のことでした。
この年の6月に開催された「第91期棋聖戦」の挑戦者決定戦で永瀬拓矢氏に勝利し、当時棋聖のタイトルを所持していた渡辺明氏への挑戦権を獲得し、史上最年少でのタイトル獲得へ挑みました。
そして迎えた、渡辺明氏との五番勝負で、7月16日に行われた第4局で3勝1敗で勝利し、「17歳11ヶ月」の史上最年少でタイトルを獲得しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で世間が暗い雰囲気となっていた中で、久しぶりに明るいニュースが全国を駆け巡りました。
さらにこの年は、「第61期王位戦」でも挑戦者決定戦を制し、8月に行われた木村一基氏との七番勝負を4連勝で勝利し王位を獲得、史上最年少18歳1ヶ月で二冠を獲得しました。
六冠達成!『藤井時代』到来!
史上最年少でタイトル獲得、二冠を達成した藤井聡太七冠は、将棋のタイトルを次々と獲得していきます。
2021年9月には、「第6期叡王戦」で当時叡王を所持していた豊島将之氏を第局で3勝2敗で破り三冠。
同じく2021年11月には、「第34期竜王戦」で、こちらも当時竜王のタイトルを所持していた豊島将之氏を4連勝で破り四冠目。
2022年2月には、「第71期王将戦」で、渡辺明氏との七番勝負を4連勝で破り五冠目。
2023年3月には、「第48期棋王戦」で、渡辺明氏との五番勝負で3勝1敗で勝利し六冠を達成しました。
初めてタイトルを獲得してから僅か3年足らずで、将棋の8つのタイトルのうち6つのタイトルを獲得し、既に所持しているタイトルも防衛しています。
もちろん全て史上最年少ですが、六冠のタイトルは、羽生善治九段以来2人目の快挙でした。
名人&史上最年少七冠達成!
そして2023年6月、将棋界の中で最も歴史のある「名人」のタイトルを獲得する時が来ました!
江戸時代から続く名人のタイトルは、全ての棋士にとって憧れのタイトルですが、藤井聡太七冠は当時名人を所持していた渡辺明氏を、七番勝負の第5局で4勝1敗で勝利しました。
これにより、藤井聡太七冠は谷川浩司が持っていた最年少名人記録「21歳2ヶ月」を上回る「20歳10ヶ月」で更新するとともに、史上最年少で七冠を達成しました。
ちなみに、長い歴史を誇る将棋界で七冠を達成したのは、藤井聡太七冠と、羽生善治九段(1995年)の2人だけです。
国民栄誉賞を受賞した将棋界のレジェンドに肩を並べた藤井聡太七冠は凄すぎます!
昇段履歴
藤井聡太七冠の現在の段位は、日本将棋連盟の最高位である「九段」です。
藤井聡太七冠のプロ入り後の昇段履歴は次の通り!
・四段:2016年10月1日(14歳2ヶ月)
・五段:2018年2月1日(15歳6ヶ月)
・六段:2018年2月17日(15歳6ヶ月)
・七段:2018年5月18日(15歳9ヶ月)
・八段:2020年8月20日(18歳1ヶ月)
・九段:2021年7月3日(18歳11ヶ月)
プロデビューから5年足らずで最高位の九段まで駆け上がっていますね。
日本将棋連盟では、八段への昇段条件が「タイトル通算2期獲得」、九段へは「タイトル通算3期獲得」とされています。
藤井聡太八大タイトル制覇(八冠)の可能性は?
棋聖、王位、叡王、竜王、王将、棋王、名人と8つのタイトルの内7つを獲得している藤井聡太七冠。
残る「王座」のタイトルを獲得すれば前人未到の八大タイトル完全制覇(八冠)となります。
藤井聡太七冠のこれまでの実績と名人を獲得した勢いを見ると八冠は時間の問題化と思われますが、実は藤井聡太七冠は王座戦を苦手としています。
王座戦の方式は、一次予選、二次予選を行い、各予選を突破した者は王座戦の挑戦者を決める16名によるトーナメントへ進出します。
そしてトーナメントを勝ち上がり王座への挑戦権を獲得した者は、現在王座のタイトルを所持している、永瀬拓矢氏との五番勝負が待っており、先に3勝した者がタイトルを獲得(防衛)出来ます。
藤井聡太七冠は一次、二次予選が免除され、シード選手として挑戦者決定トーナメントから出場します。
対戦方式は他のタイトルと変わりませんが、藤井七冠にとって王座は相性が悪いようです。
しかし藤井聡太七冠は挑戦者決定トーナメントの準々決勝を勝利し、準決勝で羽生善治九段と対戦します。
この大一番に勝てば、いよいよ王座挑戦、そして八冠への道が年内に見えてきます。
前人未到の大記録に注目です!
まとめ
今回は、史上最年少で名人と七冠を獲得した藤井聡太七冠について紹介していきました!
藤井聡太七冠の今後の活躍に注目です!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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