2023年はNHKで「大奥(男女逆転大奥)」が話題となりましたね。
そんな大奥が、小芝風花さん主演でフジテレビ系列で1月18日から放送されており、2月15日に第5話が放送され、前半となる第一部が終了しました。
そして、第二部開幕となる第6話が2月22日に放送されスタートしました。
今回は、大奥第6話以降となる第二部の展開を考察していきたいと思います。
ドラマ『大奥2024』の基本情報!
制作局:フジテレビ
ジャンル:時代劇
放送時間帯:毎週木曜夜10時
放送開始日:1月18日
主演:小芝風花
2005年に放送された「大奥~華の乱~」以来約20年ぶりの最新作。
今回の大奥は「愛」をテーマに、半世紀以上の歴史を誇るフジテレビの大奥史上最も切なくて美しいラブストーリーとなっています。
主演の小芝風花さんは、愛のない政略結婚を強いられた主人公を演じています。
『大奥2024』のあらすじ
江戸時代中期、景気は悪化の一途を辿り、江戸の市民だけでなく国中が質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。
富裕層との格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍を待ち望んでいた。
そんな中、「五十宮倫子(小芝風花)」は第10代将軍「徳川家治(亀梨和也)」との政略結婚を強いられ、幼い頃から倫子に仕える「お品(西野七瀬)」と共に江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにも及ぶ将軍に仕える女性達がいた。
たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切って落とされた。
一方その頃、大奥、そして江戸幕府を混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた。
『大奥2024』お品は倫子を裏切るのか?第二部(後半)の展開を考察!
第二部のキーマンとなってくるのが、西野七瀬さん演じる「お品」ではないでしょうか。
倫子もお品も、実在した人物で、史実ではお品はドラマでは敵である松島局(栗山千明)の養女になっており、後に家治の側室に推薦され、家治との間に男児が産まれています。(ただし、お品が産んだ男児は生後3ヶ月で早逝している)
ただ史実では、「お品が、どのような経緯で松島局となり、家治の側室になったのかまでは不明」です。
そこでお品ともう一人キーマンとなってくるのが、料理人として倫子に仕える「葉山貞之助(小関裕太)」です。
貞之助は、お品と恋仲のような雰囲気になっていますが、第6話では二人が密会しているところを他の女中に目撃されてしまいました。
そして、お品と貞之助が密会していたことがバレてしまったのではと予想します。
これらの点について、第7話以降の展開をいくつかのパターンで考察していきましょう、
裏切りパターンその1!貞之助が始末され絶望したお品が倫子を裏切る
一番最悪なパターンです!
展開の流れとしては
1 お品と貞之助が密会しているところを目撃した者が田沼や高岳などにバラす(もしくは、何か隠しているのを怪しまれ脅されて話してしまう)
2 田沼が貞之助を処刑するように命じる
3 貞之助が始末され絶望したお品に松島局が、「こうなったのも全て御台(倫子)のせいだ」と洗脳し、お品を手中に収めて自分の言いなりにする
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裏切りパターンその2!お品が貞之助を庇い倫子を裏切る
パターンその1と同じくお品が倫子を裏切りますが、経緯が異なります。
展開の流れとしては、密会の様子が松島局にバレるまでは一緒ですが、貞之助の処刑を回避する代わりに、お品に倫子を裏切るよう脅すかもしれないです。
なぜ貞之助の処遇が重要になるのか?
大奥に仕える女中は、「将軍以外の男性と恋愛をするのが御法度」というルールがあります。
しかし、お品は貞之助と恋仲になってしまったことで大奥のルールを破ってしまいました。
そのことで、田沼などにバレたことで貞之助の運命が悲劇になる恐れがあります。
また、本来なら貞之助だけではなく、お品も責任を取らなければいけませんが、大奥の女中幹部にとって御台所である倫子の最大の味方であるお品は目障りな存在です。
そこで、貞之助を利用して倫子からお品を奪い取り自分の物にしてしまおうと企てます。
そして最大の見方を失い孤立無援となった倫子は、奈落の底に真っ逆さまとなります。
史実の倫子は若くして亡くなっている
史実の倫子女王は、34歳でこの世を去っています。
医学が現代に比べて著しく発達していなかった江戸時代中期の平均寿命が35~40歳(長く見積もっても50歳)とは言え、いくらなんでも早過ぎます。
現代で34歳だと、これから人生が楽しくなっていく年齢です。
倫子女王の死因についてはいくら調べても不明ですが、もしかすると、お品に裏切られて体を壊したのか・・
はたまた、あまりの絶望に自ら命を絶ったという可能性もあります。
この辺りがドラマでどのように描かれているのか注目ですね。
裏切らないパターン 倫子が家治に頼んでお品を側室にしてもらう
お品が倫子を裏切る可能性が高いですが、ネットでは、お品が倫子を裏切らないパターンを考察している人もいるようです。
その流れとしては
1 お品が貞之助との間に子供を授かる。
2 それを知った倫子が、松島局にバレる前に家治に頼んで、お品を側室にしてもらう。
3 貞之助との間に出来た子供を、家治との間に出来た子供に改ざんする。
4 お品は大奥のルールを破った責任で松島局の言われるがままに彼女の養女になるが、それは倫子と家治と共に企てたことであり、お品が倫子を裏切るように一芝居打っている。
可能性は低いかもしれませんが、このような展開になれば最高のパターンですよね。
『大奥2024』は史実ガン無視&陰湿イジメ演出でフルボッコ祭り!
約20年ぶりとなった本家本元の大奥ですが、ネットやSNSでは
史実を無視している
イジメが酷すぎて観ていられない
という批判が殺到しています。
たしかに、史実を調べるとドラマとはかなり異なっていますよね。
それでは、ドラマと史実がどのように違っているのか比較していきましょう!
家重の退場・家治将軍就任
ドラマ
家治の父で、先代将軍(第9代)家重(高橋克典)が、田沼の陰謀で暗殺(恐らく毒殺)されたことで、半ば強引に家治が将軍に就任した。
史実
家重公が家治公に将軍の位を生前に譲り、大御所となった上で亡くなった。
倫子と家治の関係
愛のない政略結婚を強いられた倫子と家治ですが、こちらも史実とドラマで大幅に異なっています。
ドラマ
ドラマ序盤は倫子に対して家治は心を開かず塩対応していたが、4話以降でようやく倫子に心を開くようになり良い雰囲気となった。
史実
倫子女王と家治公は出会った時から仲睦まじく、家治公が将軍世子時代に倫子女王に会う為に何度も大奥に行き来するくらいラブラブだった。
倫子の不妊問題(第6話)
こちらは、第6話で描かれていた出来事です。
ドラマ
お知保(森川葵)が懐妊し、家治との間に出来た男児を出産したが、一方の倫子は、家治との御渡りはあるものの、中々家治との子を授からないと家治に打ち明けていた。
史実
倫子女王は家治公との間に2人の子を産んでいた。(いずれも女児)
1人目は、家治公が将軍に就任する前。(生まれて間もなく早逝)
2人目は、側室のお知保の方が男児を出産する前後。
史実の倫子女王は全然不妊ではなかった!
余談ですが、当時正室が将軍との間に子供を設けることは、前代未聞というほど異例でした。
ドラマ制作側は、もう少し史実はきちんと調べてほしいですね。
陰湿なイジメ演出が酷い
第一部は、倫子やお品が松島局やお知保から酷い嫌がらせを受けていたシーンが目立っていましたが、そのシーンが、ただのイジメだと酷評されています。
特に多かったのが、東山天皇の孫で、公家のお姫様である倫子をイジメること自体あり得ないということです。
現代で例えるなら、上皇さまのお孫さんである、愛子さまや佳子さまを学校でイジメるのと同じ意味です。
さすがにこれは酷いですよね・・
まとめ
今回は、大奥の後半にあたる第二部の展開を考察していきました!
果たして、お品は倫子を裏切るのか否か。
今後の展開に注目です!
大奥は、毎週木曜夜10時から放送中です!
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