横綱を含め三役力士9人中5人が休場、更には、三役に復帰した朝乃山や春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士が初日から休場となるなど、大荒れとなっている2024年の大相撲夏場所。
その中で、2場所連続で優勝争いに加わり、今場所も優勝争いに加わるなど存在感を出している新小結の「大の里」。
夏場所も初日に照ノ富士をはじめ、琴櫻(旧:琴ノ若)、霧島の1横綱2大関を撃破しています。
大の里関がなぜこれほどまでに強いのか気になりますよね。
そこで今回は、大の里関の強さの秘訣や四股名の由来について紹介していきたいと思います!
最後まで楽しんでいってください!
大の里のプロフィール!
大の里 泰輝 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト (sumo.or.jp)
名前:大の里泰輝(おおのさと・だいき)
生年月日:2000年(平成12年)6月7日
出身地:石川県北群津幡町
身長:192cm
体重:181kg
血液型:B型
所属部屋:二所ノ関部屋
得意技:突き・押し・右四つ、寄り
小学1年生の時に、地元津幡町の相撲教室に通ったのが相撲を始めるきっかけとなりました。
中学時代は石川から離れ、新潟県糸魚川市に相撲留学をした経験があります。
高校を経て、日本体育大学に進学しますが、大の里関が頭角を現したのはこの頃です。
大学3年だった2021年の全日本相撲選手権で優勝し、この年のアマチュア横綱となりました。
ちなみに、アマチュア横綱となったことで幕下10枚目格付出しの資格を取得しましたが、現在では付出し格の制度が変更しているので、10枚目格付出しは廃止となっており、10枚目格付出しで初土俵を踏んだ最後の力士が大の里関となっています。
そして角界入りを表明し、所属部屋が元横綱稀勢の里の二所ノ関親方が興している二所ノ関部屋に決まりました。
二所ノ関部屋に入門を決めた理由は、茨城県の田舎にある二所ノ関部屋だと娯楽が少なく、相撲に集中出来るということです。
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四股名『大の里』の由来は?
大の里は、元々大正時代に活躍した青森県出身の大関の四股名で、師匠の二所ノ関親方が出世した時に候補に挙がっていたようです。
ちなみに、師匠の四股名「稀勢の里」の由来は「稀に見る勢い」という意味です。
四股名を大の里に選ぶ際、二所ノ関親方は、初代大の里と同じ青森県出身で、田子ノ浦部屋時代の兄弟子の西岩親方(元関脇若の里)に頼んで、大の里の家族に四股名の使用許可を得たとのことです。
それだけ二所ノ関親方は、将来有望の愛弟子に期待しているんですね!
大の里の強さの秘訣は?
新入幕から2場所連続で優勝争いに加わり、初土俵から所要6場所で三役まで駆け上がった大の里関の強さの秘訣って何なのか気になりますよね。
大の里関の取り口は、離れても良し、組んでも良しの万能型で、相手をよく見て相撲を取っていますね。
それに、恵まれた体格でありながら、小柄力士のような瞬発力も兼ね備えているので技量も長けています。
それに何と言っても、部屋の環境が大の里関にとっては最適なので、しっかりと稽古出来ているのも、強さの秘訣なのかもしれないですね。
大体の相撲部屋が両国国技館周辺や東京23区内に集中しており都会にあり、関取ともなると収入も結構あるので、部屋の若い衆を連れて夜遅くまで飲み歩くなんてよくあることです。
そのせいで、稽古が疎かになり本場所で思うような成績が出せなかったり、ケガをしてしまう恐れもあります。
相撲は稽古がものを言う世界なので、これじゃ本末転倒ですよね。
しかし二所ノ関部屋は田舎にあるので、相撲に集中するのにもってこいですね!
まとめ
今回は、将来の横綱候補と期待されている大の里関の四股名の由来や、強さの秘訣について紹介していきました!
大の里関の活躍に注目です!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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