コーラやサイダーなどの炭酸飲料には、ゼロカロリーやカロリーライトなどの健康を意識したソフトドリンクがありますよね。
カロリーを気にせず、美味しく飲めるのはありがたいです。
そのカロリーを抑えているソフトドリンクには、ブドウ糖など糖質などのカロリーがある物質は使用されていませんが、代わりに人工甘味料が使われています。
その人工甘味料の「アスパルテーム」が、発がん性物質という可能性があります。
そこで今回は、発がん性の可能性が判明した人工甘味料のアスパルテームの1日の許容摂取量などについて解説していきます。
人工甘味料『アスパルテーム』は発がん性の可能性!
アスパルテームは、上述のコーラやサイダーなどの清涼飲料水や、チューインガム等、数多くの商品に使用されているので、私達の身近なところにアスパルテームは存在しています。
そのアスパルテームが発がん性の可能性があるというのは恐いですよね。
きっかけは、2023年7月、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)や、WHOと国連食糧農業機関(FAO)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)がアスパルテームには発がん性が含まれている可能性を示しました。
砂糖を一切使わないカロリーを抑えた清涼飲料水はトクホのように健康を意識しているので普段から購入している人も多いはずですが、使用しているアスパルテームに発がん性の可能性があるのなら、もう飲むことは出来ないのではないのか不安になりますよね。
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発がん性の可能性がある『アスパルテーム』の許容摂取量は?
発がん性の可能性があるからカロリーを抑えた清涼飲料水は今後飲むのを控えたほうが良いのか?
その心配は必要ありません!
アスパルテームに発がん性の可能性があると言っても、IARCはアスパルテームを4段階ある発がんリスクのうち、下から2番目の「2B」に指定しています。
アスパルテームには発がん性の可能性があるとは思いますが、そこまで大したことではないということですね。
まあ早い話が、食べ過ぎたり飲み過ぎたりしなければ大丈夫です!
それでは、アスパルテームは1日にどれだけ摂取すれば安全なのか、許容摂取量について気になりますよね!
JECFAの見解では、体重1キロあたり1日40ミリグラムを許容摂取量と推奨しています。
ただJECFAでは、1981年から、こちらの許容摂取量の水準を設定しているので、40年以上前から設定は変更されていません。
加えてJECFAは、アスパルテームが発がん性を含んでいる有害な人工甘味料だと確信出来る証拠はないとしています。
組織によってアスパルテームの見解がバラバラなんですね。
また、WHOはアスパルテームの許容摂取量として、体重60~70キロの人の場合は、アスパルテームが含まれている炭酸飲料9~14缶に相当すると説明しています。
9~14缶ということは、1缶350ミリリットルだとすると、2.6リットル~4.2リットルが許容摂取量の範囲内ということになります。
1.5リットルのペットボトルだと、2~3本ということになりますね。
ただこの許容摂取量は、ほとんどの人の通常摂取量の約10倍に達するので、大体の人は安全に摂取出来るということになりますね。
WHOの栄養・食品安全担当ディレクターのフランチェスコ・ブランコ氏も
頻繁に摂取しないならば、大半の消費者にとってリスクは生じないことがうかがえる
と述べています。
ただ、やはりアスパルテームの発がん性の可能性については専門家によって意見が三者三様なので、アスパルテームの発がん性についてはまだまだハッキリしていません。
そしてフランチェスコ・ブランコ氏は
消費者が甘味料入りと砂糖入りのどちらのコーラを飲む決断を迫られているなら、私は第3の選択肢を検討するべきだと思う。
それは水を飲むことだ
と語っています。
まあ確かに水なら安全ですね。笑
まとめ
・アスパルテームの発がん性の可能性は専門家の間で意見が分かれているが、有害だとしても可能性は低い
・アスパルテームの1日の許容摂取量は缶ジュース約9~14缶
今回は、人工甘味料アスパルテームの発がん性の可能性や許容摂取量について解説していきました!
皆さんも、食べ過ぎや飲み過ぎに注意して摂取しましょう!
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