現在開催中の「2018FIFAワールドカップロシア大会(以下W杯)」は、昨日6月28日でグループリーグ全試合を終え、明日6月30日からいよいよ決勝トーナメントが始まります。
今大会は波乱続きで、前回優勝のドイツが史上初めてグループリーグ敗退という大事件が起こりました。
私もその瞬間を視聴していて衝撃が走りました。
そんな中、我らが日本は、大会前の前評判を覆す大躍進を遂げ、2010年の南アフリカ大会以来2大会ぶりに決勝トーナメントへ進出しました。
そして、1回戦の相手は強豪国のベルギーと対戦することも決定しました。
今回は、W杯決勝トーナメントで日本が対戦するベルギーの評価について紹介していきたいと思います。
また、ベルギー戦での日本代表先発メンバー予想も行っていきたいと思います。
日本・ベルギーのグループリーグ結果
まずは、日本とベルギー両国のグループリーグ結果をまとめてみました。
日本:グループH
第1戦 | 日本 | 2-1 | コロンビア |
第2戦 | 日本 | 2-2 | セネガル |
第3戦 | 日本 | 0-1 | ポーランド |
1勝1敗1分:勝ち点4でグループ2位通過!(1位はコロンビアで勝ち点6)
ベルギー:グループG
第1戦 | ベルギー | 3-0 | パナマ |
第2戦 | ベルギー | 5-2 | チェニジア |
第3戦 | ベルギー | 1-0 | イングランド |
3戦全勝:勝ち点9でグループ1位通過!(2位はイングランドで勝ち点6)
となります。
ここからは、日本代表戦の個人的総評です。
大会前はあれだけ前評判が低かったですが、終わってみるとこの結果、よくやりました!
やっぱり初戦のコロンビア戦が全てを物語っていましたね。
前半3分に大迫、香川がカルロス・サンチェスの一発レッド・PKを誘ったのは運ではなく実力そのものだったと思います。
ただ、初戦はほとんど運が良かったから勝てたと思っています。
コロンビアは1人少ない10人で戦ったこと、主力選手が本調子じゃなかった、エースのハメス・ロドリゲスが途中から出場したことが逆効果となった。
極めつけは、コロンビアは日本を完全にナメていたということが、コロンビア戦勝利の大きな勝因ですね。
コロンビアとは、前回ブラジル大会のグループリーグ最終戦で戦い、コロンビアが4-1で勝っています。
そのイメージが強かったのか、日本はコロンビアにナメられていました。
しかしそのコロンビアの慢心のおかげで、日本はアジア勢で初めて、W杯で南米のチームの勝利した快挙を達成しました。(逆に言うと、コロンビアはアジアのチームで最初に負けた南米チームとなってしまった)
次のセネガル戦は、コロンビアと同じくらい手強いというのは分かっていましたが、諦めずに本田が決めてくれて引き分けで終えたのが良かったですね。
私としては、勝ってここで決めてほしかったという気持ちが強かったです。(ちなみに、セネガル戦で日本が勝利していた場合、コロンビアがポーランドに勝ったため、その時点で日本の決勝トーナメント進出が決定していた)
そして昨日のポーランド戦ですが、終盤の消極的なパス回しが世界中のメディアでコテンパンに叩かれていますよね。
サッカーW杯|日本VSポーランド戦の海外の反応!感想をチェック私は大きな勝負に出た西野朗監督を高く評価しています。
サッカーというのはコンサートなどではなく、れっきとして勝負事です。
たしかに、あのようなプレーは見苦しいようでしたが、あのまま終わればポーランドも勝って大会を終えることができる、日本もコロンビアも決勝トーナメントに進める。
むしろ妥当な判断だったと思います。
最後の10分近くは、私を含め多くの人がコロンビアを応援していたのではないのでしょうか。笑
日本を批判している各国のメディアに私は問いたいです。
仮に自分達が日本と同じ立場だったらどうしていたのかと・・
それでも自分達のサッカーを貫き通すのでしょうかね?
まあ、高いチケット代と旅費を払ってまで現地で観戦に訪れた方々の気持ちは理解出来ますが、勝負というのはとても奥深くて難しいことです。
それ以前に、ポーランド戦は先発メンバーを6人も変えて主力を温存し、今まで試さなかった4-4-2のフォーメーションだったので、西野朗監督は決勝トーナメントを既に見越していたと思いました。
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W杯決勝トーナメントの相手ベルギーの評価は?
さて、次の決勝トーナメントで日本が心置きなく本気で戦えるベルギーですが、「超本気で戦っても勝つのが難しい相手」です。
ベルギーは最近のFIFAランキングでは、ドイツ、ブラジルに次ぐ3位となっています。(日本は61位)
「赤い悪魔」と呼ばれる強豪は、世界屈指の選手が揃っており、今大会の優勝候補に挙げられています。
その要因は、破壊力抜群の攻撃陣です。
欧州予選では、9勝1分で突破し、全10試合で43得点を叩き出しました。
その攻撃陣の柱となっているエースが「ロメル・ルカク」選手です。
ルカク選手は、イングランドプレミアリーグの名門「マンチェスター・ユナイデッド」のエースとして活躍しており、今大会でも2試合で4得点を記録しています。
日本代表が警戒する最重要人物です。
ベルギー戦で日本勝利のカギは?
日本は、ベルギーと過去5回対戦し、2勝1敗2分とリードしています。
W杯での対戦は、2002年日韓大会のグループリーグ初戦以来16年ぶりとなります。(結果は2-2の引き分け)
ただ、現在のベルギーはチームの完成度が非常に高く、今のベルギーは「黄金期」と呼ばれています。
昨年11月の親善試合でも、日本は0-1で敗れています。
勝のは並大抵のことではありません。
ただ、歴代最強の呼び声が高いベルギーでも欠点はあります。
攻撃力が高い反面、守備の脆さがあります。
ただ、グループリーグでの失点は日本よりも低いのが気になるところです。(日本4失点:ベルギー2失点)
ベルギー戦で日本は、「堅守速攻」に徹することですね。
ベルギーの高い攻撃力をひたすら守り、隙を突いた速いカウンターでゴールを決める。
この方法がベストだと思います。
日本代表の先発予想メンバーは?
となると気になるのはベルギー戦の先発メンバーですよね。
まずフォーメーションですが、従来の4-2-3-1に戻すのが適格ですね。
それを踏まえて、私が先発メンバーを予想してみました。
GK:川島永嗣or中村航輔
4:昌子源・酒井宏樹・吉田麻也・長友佑都
2:柴崎岳・長谷部誠
3:乾貴士・香川真司or本田圭佑・原口元気or武藤嘉紀
1:大迫勇也
GKは、パラグアイ戦で活躍した中村航輔選手を起用するのもありですが、経験豊富でポーランド戦でスーパーセーブを魅せた川島永嗣選手が濃厚ですね。
トップ下は香川真司選手か本田圭佑選手が不動ですが、これまで通り、香川選手が先発で、同じポジションで本田圭佑選手を途中から起用し、流れを変えるのもありです。
もしくは、その逆でも良いかなと思いますが、今大会を観てると、先発は香川真司選手が妥当ですかね。
また、武藤嘉紀選手も調子が上がってきていると思うので、ポーランド戦に続いての先発も考えられます。
1トップは、岡崎慎司選手のコンディションが悪いので、大迫勇也選手一択だと思います。
W杯決勝トーナメントの相手ベルギーの評価は?日本の先発メンバー予想も:まとめ
以上のことから、ベルギーとは過去の対戦成績では日本がリードしています。
ただ、黄金期を迎え、優勝候補と言われている現在のベルギーに勝つのは一筋縄ではいきません。
しかし、サッカーには絶対という言葉は存在しないので、何が起こるか分かりません。
私達は日本代表の勝利を信じて、応援し続けましょう!
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