FIFAW杯ロシア大会では、日本代表はグループリーグ初戦で前回大敗を喫したコロンビアに2-1で勝利したことで、W杯でアジア勢が初めて南米勢に勝利した歴史的な快挙を達成しました。
そして、2010年南アフリカ大会以来の決勝トーナメント進出(ベスト16)を果たしました。
決勝トーナメント1回戦では、今大会3位となったベルギー相手に2点を先制しながらも、その後同点に追いつかれ、試合終了間際のスーパーカウンターに沈み、惜しくもベスト8入りを逃しました。
大会前のドタバタ騒動で、下馬評は低く、「おっさんジャパン」と揶揄されていたサムライ・ブルーですが、終わってみれば、これまで決勝トーナメントに進出した中で、最もベスト8に近づいたという結果を残しました。
W杯も終わり、中断していたJリーグもいよいよ再開しましたが、ここで注目されているのが、日本代表の新監督についてです。
今回は、サッカー日本代表の新監督候補が誰なのか予想していきたいと思います。
西野朗監督主任から退任までの経緯
まずは、ドタバタ騒動をおさらいしておきましょう。
4月、当時日本代表監督だった、ハリルホジッチさんを日本サッカー協会の田嶋会長が、電撃的に解任しました。
その後任として、代表監督などを選考する、技術委員会の委員長だった西野朗さんが監督に就任します。
過去日本代表監督は、W杯予選の成績不振による解任や病気による交代などはありましたが、W杯出場を果たし、健康に問題はない監督を解任するのは初めてでした。
理由としては、監督と選手間でのコミュニケーションに溝が生じたと言われています。
西野朗さんが監督に就任したものの、W杯メンバーはザックジャパン時代からの顔なじみの選手ばかりで平均年齢が高いうえに、W杯前の3試合では、最後のパラグアイ戦以外は全て無得点で敗れました。
このことから、下馬評では「グループリーグ3戦全敗」と言われていました。
しかし始まってみると、初戦のコロンビアに勝利し、結果的に1勝1敗1分勝ち点4のグループ2位で決勝トーナメントに進出しました。
就任してわずか4か月程の西野朗監督ですが、帰国後の記者会見で、田嶋会長が西野朗監督の「今月末での退任」を発表しました。
W杯ベスト16進出は、素晴らしい快挙であり、私も含め日本サポーターのほとんどが、西野朗さんの監督続投を支持していました。
ところが、日本サッカー協会(以下JFA)や一部のサッカー評論家などからは、コロンビア以外の成績だと「1分2敗」。
勝ったコロンビアも、試合開始早々1人退場者を出し、一人少ない10人の状態だったということから、まだまだ力不足ではないかと懸念の声が挙がっています。
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日本代表の新監督候補は誰か予想!
日本代表の新監督候補としては、W杯期間中も話題となっており、何人か候補が挙がっていましたね。
その中で最有力候補とされていたのが、ドイツ人の「ユルゲン・クリンスマン」氏ですね。
ユルゲン・クリンスマン氏は、選手時代、西ドイツ代表として1990年のイタリアW杯で優勝に導き、ドイツ代表監督としては、自国開催だった2006年のW杯で3位となり、その後はアメリカ代表の監督を務めていました。
しかし、クリンスマン氏は、監督としての評価はあまり良いとは言えず、アメリカ代表がW杯出場を逃した原因とも言われています。
そして、クリンスマン氏本人が日本代表監督就任の可能性を否定していることから、代表監督の可能性は事実上消滅しました。
後任は日本人?ベンゲルや森保一の可能性
では、その他に日本代表監督候補に挙がっているのはどのような方なのでしょうか?
現在有力とされているのが、フランス人の「アーセン・ベンゲル」氏と、現オリンピック(U-21)日本代表監督の森保一氏の二人となっています。
アーセン・ベンゲルさんは、昨シーズンまでイングランド・プレミアリーグの名門クラブ「アーセナル」で22年間監督を務めていました。
そのような大物監督がどうして日本が興味を示しているのでしょうか?
実は、ベンゲルさんはアーセナルの監督に就任する前、Jリーグの「名古屋グランパス」で監督を務めていた経験があります。
短い期間でしたが、ベンゲルさんも日本と縁があることは確実です。
ちなみに、ベンゲルさんが名古屋グランパスの監督だった頃のJリーグは創生期であり、当時の名古屋グランパスには、元ユーゴスラビア代表で「ピクシー」という愛称で親しまれており、後に名古屋グランパスの監督としてJリーグ優勝、ACLベスト4に導いた「トラガン・ストイコビッチ」さんが所属していました。
現在ストイコビッチさんは、たしか中国のサッカークラブの監督をしていたと思います。
実は、私は次期日本代表監督候補としてストイコビッチさんを最有力に推していました。
ハリルホジッチさんがW杯後に退任するのは決定的となっていたのでそのように思っていましたが、まさか大会前に解任されるとは思っていなかったので。汗
今回は可能性がありませんが、将来的にはストイコビッチさんが日本代表監督となった「ピクシージャパン」を見てみたいと願っています。
森保一さんは、オリンピック代表監督就任前は、サンフレッチェ広島の監督を務めており、Jリーグ制覇3回、クラブワールドカップで3位という成績を残しています。
どちらも監督としては実績十分です。
ベンゲル・森保一どちらが有力?
正直言うと、現在はイーブンです。
ベンゲルさんには、実はW杯期間中にJFAが交渉をしていたようですが、契約条件などで折り合いがつかず決裂したと報道されています。
となると、日本代表新監督は森保一さんで一本化の可能性が高いですね。
もし監督が森保一さんになると、オリンピック代表監督とA代表を兼務することになります。
オリンピック・A代表監督を兼務したのは、2000年のシドニーオリンピック、2002年の日韓W杯で監督だった「フィリップ・トルシエ」さん以来となります。
また、過去W杯2大会でベスト16に進出した際の監督が日本人だったことも影響し、JFAの技術委員会では「新監督を日本人」という方向で固まったと言われており、森保一さんの監督兼務が秒読みの段階に入ったと思われます。
ところが、ここに来て英紙では、決裂したはずのベンゲルさんが日本代表監督最有力と報道していました。
最終的にどちらになるのか、まだ分かりませんね。
日本代表の新監督候補は誰か?後任は日本人?ベンゲルや森保一の可能性:まとめ
私は監督が日本人が良いと思っています。
ハリルホジッチさんが解任されたのは、選手とのコミュニケーションに問題があったからなので、また外国人監督だと、ハリルホジッチさんの二の舞になってしまうのではないかと懸念しています。
そうだったら、日本人監督の下で、勝てるチームをしっかりと作って行った方が良いのではないかと思っています。
それ以前に、今回のドタバタ騒動の責任を取って、JFA幹部が総辞職したほうが良いのではという声が少なくありません。
まあ・・その気持ちは分かります。笑
間もなく決定するサッカー日本代表新監督に注目です!
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