最新版となるSASUKEの第36回大会(2018秋)は、史上初の大晦日の放送で、なんと生放送ということになりました。
SASUKEの出場者の中には、これまで輝かしい成績を残してきた人が数多くいますが、その中で絶対に忘れてはいけないのは、ミスターSASUKEと呼ばれている「山田勝己(やまだ・かつみ)」さんですよね!
現在は選手として第一線から遠ざかってはいるものの、自身の軍団「チーム黒虎」の総帥として若手の育成を行っており、未だ達成していない悲願の完全制覇を目指しています。
ところで、山田勝己さんのエピソードの中で最も有名なのが、「手袋事件」ということなのですが、その詳細について知らない人も多いのではないのでしょうか?
そこで今回は、ミスターSASUKE山田勝己さんが起こした、手袋事件の詳細を動画を交えて説明していきたいと思います。
また、山田勝己さんが残した伝説の名言もまとめてみました。
【ミスターSASUKE】山田勝己のプロフィール
まずは、山田勝己さんのプロフィールを紹介していきます。
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生年月日:1965年10月22日(53歳)
出身地:兵庫県加古郡播磨町
身長:175cm
体重:75kg ※
※2012年12月時点
1996年に「筋肉番付」内で開催された、「クイックマッスル全国選手権」で準優勝したことが、後のSASUKEに出場するきっかけとなりました。
クイックマッスルとは、3分間の間に腕立て伏せを何回出来るかを競う競技で、200回以上達成する人が何人もいました。
そのクイックマッスルでの成績が高く評価され、1997年秋に始まったSASUKEに招待され、第28回大会(2012年)まで出場していました。
第3回大会では初のFINALステージに進出しましたが、残り約30cmで惜しくもタイムアップとなり、これが現時点で「最初で最後のFINAL進出」となりました。
また、現在自分達でSASUKEのセットを作りトレーニングをすることが出場者の中では当たり前となっていますが、このトレーニング方法を最初に始めたのが山田勝己さんです。
ところで、山田勝己さんの職歴は、最初は「ボンベ配送業」で、第5回と6回が「無職」となっていました。
その時は、勤務していたボンベ配送業の会社をリストラされてしまっていたのが理由です。
まさかの経営不振でリストラの被害に遭ったのか!と思っていましたが、実はそうではなく、SASUKEを攻略するためのトレーニングがリストラの原因です!
SASUKEに出場して以降、山田勝己さんのトレーニングは回を増すごとにハードになっていき、ついには勤務中にトレーニングを行う有様でした。
そのことで会社から注意されていましたが、結局リストラされてしまいました。
現在ではSASUKEは世界進出もしている国民的な競技(番組)になっているため知名度も高くなっており、勤務先が総出で出場者を協力してくれたり、自営業などでトレーニングをする時間を十分に確保することが出来たり、SASUKEの為に転職する人もいます。
ところが、当時はまだSASUKEの知名度が低かったこともあり、山田勝己さんのトレーニングに当時勤務していた会社も呆れていたのではないのでしょうか。
その後は、奥様の実家である鉄工所に勤務しますが、トレーニングの時間を確保するために、あえてアルバイトとなり、その間は「鉄工所アルバイト」という肩書きでした。(第7回以降)
SASUKEを事実上引退した第28回大会後、山田勝己さんは鉄工所を継ぎ社長となっています。
自身の軍団「チーム黒虎」を結成しました。
現在の山田勝己さんの肩書きは「鉄工所社長 チーム黒虎総帥」ですね!
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山田勝己の手袋事件の詳細を動画で解説!
事件の発端となったのは、2003年に行われた第12回大会の2rdステージでのことです。
当時の2rdステージ最初のエリア「チェーンリアクション(ターザンのようにチェーンを掴んで向こう岸まで渡るエリア)」は、安全上の理由から手袋の着用が義務付けられており、クリア後に待ち受ける「スパイダーウォーク」では手袋を外すルールとなっていました。
ところが山田勝己さんは、そのことに気付かず、スタッフからの注意をよそに手袋を付けたままスパイダーウォークに挑みました。(この時点で失格)
その後、タイムを数秒残しゴール地点に着きましたが、ゴール地点のゲートは開かず、そのまま失格となりました。
私も当時リアルタイムでこのシーンをテレビで観戦していて「えっ、何があったんだ?失格!」と動揺しました。
これがその時の画像です!と言っても、本家の動画はありませんでしたので、問題のシーンをものまねしている方の動画をご覧ください。
本編ではここで放送が終わっていましたが、実はその後2回再挑戦を行っていました。
1回目は、ゴールはしたものの、ゴールボタンをちゃんと押していなかったため再び失格となりました。
しかし、山田勝己さんがメカニカルトラブルを主張したため、審議の結果再度挑戦が認められました。
2回目の挑戦となったものの、この時点で山田勝己さんの体力は残っておらず、スパイダーウォークでタイムアップとなりました。
後日協議の結果、山田勝己さんの結果は、最初の失格として判定されました。
動画についてですが、どうしても本家を観たいという方は、ニコニコ動画にある「SASUKE 第12回 山田勝己」という動画をご覧ください。
ニコニコ動画内で「山田勝己」と検索するとあります!
余談ですが、山田勝己さんがここまで攻略にこだわったのは、自分の背中を追い、後に完全制覇を遂げる長野誠さんの存在だと言われています。
長野誠さんには「山田勝己と一緒にFINALステージへ行く」という目標がありました。
山田勝己伝説の名言!
その名言が誕生したのは、第10回大会でした!
3rdステージの最終エリア「パイプスライダー」で無念のリタイアとなった山田勝己さんは、チャレンジ後のインタビューで、この回の実況を務めた古館伊知郎さんが今後について問うと山田勝己さんは
「これだけは言えるんですけど・・・俺には・・・SASUKEしかないんですよ。(略文)」と悔しさを滲ませ答えました。
「俺にはSASUKEしかないんですよ」は、後の出場者などに大きな影響を与える、SASUKE史に残る名言として伝えられています。
この名言が誕生するまで、山田勝己さんは色々なものを犠牲にしてまでも、SASUKEを完全制覇することだけを目標に厳しく過酷なトレーニングの日々を重ねてきました。
そんな誰よりもSASUKEを愛し誰よりもSASUKEと戦っている山田勝己さんだからこそ、出た名言です。
選手を引退した現在は、チーム黒虎を率い、完全制覇の夢はチーム黒虎のメンバーを始め、若い世代へ託していますが、もちろん自らが完全制覇をする目標もまだ諦めていないようです。
さすがはミスターSASUKE!
山田勝己(SASUKE)の手袋事件の詳細【動画】過去の名言まとめも!
今回のSASUKEでは、山田勝己さん率いるチーム黒虎の活躍にも注目してみてください!
この中から3rdステージやFINALステージに進出する選手が出るかもしれません!
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