『トレース~科捜研の男~』第4話 あらすじや感想!兄がついた最後の嘘!?

フジテレビの1月期月9ドラマとして、2019年1月7日からスタートした『トレース~科捜研の男~』。

その第4話が、2019年1月28日に放送されました。

このドラマは科学捜査研究所(科捜研)が舞台で、科捜研の女ではなく科捜研の男です。

さらに原作者は元・科捜研ということで、実際に起きた事件や経験をベースにリアリティーたっぷりに描く本格科捜研サスペンスです。

主演は、俳優として幅広い役をこなす関ジャニ∞の錦戸 亮さんで、フジテレビ「月9」ドラマ主演は初となります。

今回は、『トレース~科捜研の男~』第4話のあらすじ、感想を紹介したいと思います。

この記事は『トレース~科捜研の男~』第 4話のネタバレを含みますので、未視聴の方はご注意下さい。

『トレース~科捜研の男~』第 4話 あらすじ【前半】

科捜研法医研究員の相楽(山崎樹範)の兄・浩司(やべきょうすけ)が遺体で発見された。

発見場所は浩司のアパートだった。

第一発見者は、アパートの大家から浩司と連絡が取れないとの連絡を受けて訪れた相楽だった。

早速、臨場要請を受け、真野(錦戸 亮)とノンナ(新木優子)は、現場に向かった。

検死の結果、被害者が殺されたのは一昨日の午後4時頃、死因は、頸動脈を切られたことによる失血死で、凶器は部屋にあった包丁だった。

また、室内は荒らされており、財布や携帯、預金通帳等がなくなっていた。

そこで虎丸(船越英一郎)は、遺体に首以外の傷がないことから、強盗に見せかけた顔見知りの犯行だと主張する。

完全犯罪だと言い、警察への挑戦だと告げる虎丸に、完全犯罪などこの世には存在しないと断言するのだった。

真野たちの鑑定によれば、室内から被害者以外のDNA型は見つからなかった。

そんな中、事情聴取で相楽は、浩司とは何年も会っていないと話す。

浩司は嘘を並べて家族や友人から金を借りており、相楽自身も300万円ほど貸したままだという。

アイツは殺されても仕方のない嘘つき野郎だと相楽は言い放つのだった。

その頃、真野は、収納ボックスの引き出し内に付着した一滴の飛沫血痕が気になっていた。

虎丸が主張するように、犯人が浩司を殺してから強盗に見せかけて部屋を荒らしたのなら、引き出しの内側に血痕がつくはずはないからだ。

一方、虎丸らは、浩司が金を借りた相手と金額を書き残していたリストを元に犯人を絞り込もうとしていた。

同じころ、浩司が3000万円の定期生命保険に入っており、今月で保険期間が終了することが判明する。

虎丸たちは、受取人になっていた浩司の元妻・千尋(瑛蓮)に疑いの目を向けた。

しかし、千尋が証言した通り、見つかったのは古い保険証券で、受取人は浩司の叔母に変更されていた。

ノンナは、事情聴取から戻った相楽に、犯人が最初に部屋を荒らしていたことを報告する。

だが相楽は、鑑定依頼もない作業をしている真野とノンナに苛立ち、余計なことはするなと声を荒げる。

そんな中、相楽は、重要参考人として任意同行され、事情聴取が行われた。

浩司の携帯電話履歴から、事件の3日前、相楽に何度も電話していたこと、しかもその日、ふたりが会っていたのが、防犯カメラに映っていたことを突きつけられた。

疑われるのが面倒で黙っていただけだと答える相楽に虎丸は2千万円の借金があることを突き付けた。

警察は、相楽が浩司に300万を返してもらおうとしたが、返ってきたのは一部だったため、カッとなって殺したと疑っていた。

虎丸は、科捜研の人間だったら、完全犯罪は可能だと言い放った。

『トレース~科捜研の男~』第 4話 あらすじ【後半 】

真野は『真実のカケラ』を見つけ出した。

血痕と毛髪の鑑定をしていた真野は捜査本部へと向かった。

相楽の家宅捜索をしようとしていた虎丸に、浩司の毛髪から大麻の成分が見つかり、使用時期は3ヵ月ほど前からであると説明する。

これを受け、虎丸は浩司が借金していた人間の中から富岡翔平(波岡一喜)に目を付け、捜査員たちに富岡を捜し出すことを指示した。

すると、話を聞きつけた相楽は真野を見つけるや否や殴りかかり、再び怒りをぶつける。

そんな相楽に真野は「知っていたんですよね?鑑定させたくなかった本当の理由は、お兄さんが大麻をやってたことを隠しておきたかったから…そうなんですよね?」と問いかけた。

相楽はそれを認め、真相を話し始めた。

事件の3日前に浩司が突然現れ50万円を渡してきたという。

その札束を振り払い、富岡が自分のところへ来たこと・大麻に手を出していることを罵倒した。

身内から犯罪者が出たら家族と科捜研に迷惑だと考えた相楽。

だから遺体発見時、とっさに大麻の処分を考え部屋中を探したが見つからなかった。

幸い部屋に大麻はなく、臨場の時にも痕跡は発見されなかった。

したがって、自分が黙っていれば誰にも気づかれないと考えていた。

「お前はただ、人の秘密を暴いて楽しんでいるだけだ」と相楽は真野を罵倒した。

そして、辞表を出し去って行った。

ノンナは、浩司が渡した50万円が気になり相楽が振り払った川へ調べに行くと、そこには真野の姿があった。

さらに市原(遠山俊也)・水沢(岡崎紗絵)も駆けつけた。

そんな時、虎丸から呼び出された真野は捜査本部で何かに気付き、虎丸にもう一度臨場させてもらえるよう頼むのだった。

真野は浩司の部屋を、ノンナ・市原・水沢らは拾い集めた1万円札を、それぞれが調べ上げていた。

そして、虎丸は「どうしても伝えたいことがあるらしい」と相楽を浩司の部屋に呼び出した。

そこには真野とノンナもいた。

真野は血の道筋を再現していた。

返り血を浴びた犯人がどこにいたか・何人いたかなどがわかると真野は言い、相楽に確かめるように伝える。

犯人が返り血を浴びた形跡がないことを確認した相楽に、真野は「犯人はいません…自殺したんです」と説明する。

その事実を聞き相楽は動揺するが、真野は浩司について話を続ける。

胃がんに侵され、余命3ヵ月と宣告されていた浩司は『保険金』のため殺人を偽装した。

受取人だった叔母には子供はおらず、兄弟も亡くなっていたため、保険金を受け取れるのは相楽だけだった。

ノンナは、お金が入っていたその封筒から浩司の思いを知ったと告げた。

封筒についていた微量な油分を使用している工場を虎丸に調べてもらい、1年前から浩司が働いていたことがわかった。

浩司は『弟の借金の為』と半年前にがんの宣告を受けてからも働き続けていた。

病院に行くお金も惜しみ、がんの痛みを誤魔化す『痛み止め』として大麻を使用していたのだ。

そのお金は、浩司が体の限界まで働いた1年かけて貯めた50万円だったのだ。

どうしたらお金を受け取ってくれるのか、どうにかして弟を救いたかった兄がついた『最後の嘘』が、この殺人偽装だった。

この真実を知った相楽は泣き崩れた。

その頃、警視庁では、刑事部長の壇浩輝(千原ジュニア)が写真付きの真野の資料を手にして「これはお久しぶりですね。源礼二君…」と呟き…。

『トレース~科捜研の男~』第 4話 感想

科捜研で一緒に働く相楽の兄の遺体が発見され、相楽が殺したと警察に疑われてします。

真野が見つけ出した『真実のカケラ』は、相楽にとっては知って欲しくない事実でした。

相楽の兄は、相楽に保険金を残すため『最後の嘘』をつきました。

病院に行くお金も惜しみ、がんの痛みを誤魔化す『痛み止め』として大麻を使用していたことも分かりました。

弟をいつも助けていた相楽の兄は、最後も相楽を助け死んでいきたかったのでしょうね。

悲しくて切ないですね。

もっと早く一生懸命働いていれば、弟と喧嘩することもなかったでしょう。

真野の教えがノンナに受け継がれてきて、真野と科捜研の人たちの溝も少しずつ狭まってきていますよね!

『トレース~科捜研の男~』まとめ

千原ジュニア演じる壇浩輝、不気味ですよね。

真野なのに「源礼二君」と呼んでいました。

これはどういうことなのか?壇浩輝と真野との関係は?とても気になりますよね。

次回の第5話は、2019年2月4日に放送されます!

矢田亜希子さんと山本舞香さんが出演されます。

楽しみですね!是非、ご覧ください!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください