漫画『課長 島 耕作』の特徴や魅力を紹介!島 耕作の現在の役職についても!

突然ですが、皆さんはお仕事系の漫画をご覧になったことはありますか?

ヒーローなどが活躍したりなど漫画は子供向けですが、数ある漫画の中には「大人向けの漫画」があり、特にサラリーマンを題材にしたお仕事系の漫画も数多く存在します。

そのお仕事系漫画の先駆けともなったのが「課長 島 耕作」です!

今回は、課長 島 耕作の特徴や魅力について紹介していきたいと思います!

また、主人公、島 耕作はどんどん出世をしていきましたが、2020年現在の役職についても紹介していきたいと思います!

最後まで楽しんでいってください!

課長 島 耕作の概要

「課長 島 耕作」

原作者:弘兼憲史

ジャンル:青年漫画(経済、社会派)

連載雑誌:モーニング(講談社)

連載期間:1983年~1992年

課長 島 耕作は、元々1982年に読み切りという形態で「カラーと口紅」というタイトルでしたが、モーニング創刊時の編集長であった栗原良幸氏によって「係長 島 耕作」というタイトルに変更されたうえに連載に変更させられ、それが今日まで続く翌年からの「課長 島 耕作」シリーズの長期連載につながりました。

課長 島 耕作のあらすじ

主人公「島 耕作」は団塊の世代に属しており、大手電器メーカー「初芝電器産業」に勤務するサラリーマン。

連載が始まった1983年当時の島 耕作は、小心で保身を考える平凡なサラリーマン像に描かれており、作品内容もオフィスラブなど個人の身辺事が中心でした。

島 耕作のモデルは?

島 耕作の生年月日「1947年9月9日」と出身地「山口県岩国市」は、原作者弘兼 憲史氏と同じなので、年齢や出身地は原作者をモデルにしています。

島 耕作という名前は、石田三成の家来「島 左近」をイメージして名付けられており、島 耕作の人物像は「加山 雄三」さんがモデルになっています。

また、加山 雄三さんのペンネーム「弾 厚作(だん・こうさく)」が、主人公の名前のヒントになっていたとのことです。

ちなみに、島 耕作が勤務している初芝電器産業のモデルは「松下電器産業(現:パナソニック)」であり、松下電器産業は、原作者弘兼 憲史氏が漫画家デビューする前に松下電器産業に勤めていたことがあります。(勤務年数は約3年間だった)

課長 島 耕作の特徴は?

課長 島 耕作最大の特徴は「現実の社会情勢や企業内外の競争などがリアルに描かれている」ことです!

登場する人物や企業こそは架空のものですが、作中で描かれている出来事などは全て現実で起きていた出来事と一致しています。

課長 島 耕作が連載されていた1980年代前半から1990年代前半は日本経済中成長期(安定成長期)から80年代後半のバブル期、そして90年代初期のバブル崩壊までの期間でもあり、作中ではバブル崩壊による「失われた20年間(1990年代、2000年代の20年間)」前夜に至るまでの日本経済の動向、大企業間の競争、大企業内部の派閥争いなどといった、経済活動の末端で働くサラリーマン(特に団塊の世代の群像の様々)をリアルに描いています。

漫画ではありませんが、大ヒットしたドラマ「半沢 直樹」は、メガバンク内部の派閥争いなどを描いており、原作者の池井戸 潤氏も過去に銀行に勤務していた経歴の持ち主なので、課長 島 耕作と共通している部分が多いのではないでしょうか。

連載当時読んでいなかった人でも、当時の日本経済の情勢について知ることが出来るので、日本経済がどれだけバブルで潤い、バブル崩壊後は如何に経済が衰退していったのかを学ぶことも可能です。

漫画でありながら経済について学習出来るのも課長 島 耕作の特徴ですね!

課長 島 耕作の魅力は?

魅力は何と言っても「島 耕作の人間性」です!

連載当初の島 耕作は小心者で保身のことしか考えていない平凡なサラリーマンで、半沢 直樹が聞いたら倍返しされるかもしれない人物像で描かれていました。

しかし、毎回連載が始まった1984年後半になると、作品は大企業内部の派閥抗争や企業戦略に基づく経営展開などのマクロな経済世界へと舞台の主軸を移していき、それに伴い島 耕作は揺れ続ける社内での派閥争いの動向の中でも「自身の信念のみに従う行動的人」として描かれていきました。

つまり、島 耕作はたった1年ちょっとで半沢 直樹のようなサラリーマンにパワーアップしたということですね。

経済面のストーリーでは、現実社会の時事ネタが次々と島 耕作や初芝電器産業に襲い掛かり、時には関連企業への出向や左遷なども経験しますが、現実社会の企業の失敗を研究してストーリーに取り入れたり、島 耕作の前向きな性格と幸運で度重なる苦難に直面しても乗り切って出世していきます。

また、シリーズごとに「島 耕作と性的関係を結ぶ女性が登場する」のも魅力の一つです。

このように、派閥抗争、経営戦略、女性関係などの複雑に絡み合う要素が多くのサラリーマン、特に団塊の世代の男性の心を鷲掴みにし、1990年頃には大人気漫画として社会現象を巻き起こしました。

島 耕作の現在の役職は?

課長で始まり、数々の困難に直面しながらもその都度乗り切った島 耕作は出世街道を突き進み、「部長」「取締役」「常務」「専務」と重要な役職を歴任し、2008年には「社長」に就任しました。

社長までの経緯として、勤務している初芝電器産業と五洋電器が経営統合で誕生する「初芝・五洋ホールディングス」の初代社長に就任しました。

島 耕作の社長就任は、2008年4月2日に読売新聞をはじめとする各全国の新聞朝刊の社会面に取り上げられ、さらにテレビニュースでも話題になりました。

また、初芝・五洋ホールディングスは「世界に通用するブランドを立ち上げる」という社長 島 耕作の経営方針により、社名、ブランドを「TECOT(テコット)」と改めました。(この背景には、モデルとなった松下電器産業が「パナソニック株式会社」と社名を変更したことと、グループ会社全ての製品をパナソニックブランドに統一したことがある)

ちなみに、TECOTという社名は、公募して決定したことになっていますが、実際に読者から一般公募し、原作者の弘兼 憲史氏が最終的に決定しました。

その後、島 耕作はTECOTの会長に就任し、2020年現在はTECOTの「相談役」に就いています!

ちなみに年齢は73歳となりました。

またシリーズでは、「学生」「ヤング」「係長」など、初芝電器産業入社前や入社後のエピソードも描かれており、「係長 島 耕作」では最終話で課長に昇進し、シリーズが1つに繋がる形で連載が終了しました。(係長 島 耕作の続きは「課長 島 耕作」1巻となります)

島 耕作シリーズは、37年間に渡り、島 耕作というサラリーマンの人生を描いている大作です!

まとめ

今回は、漫画「課長 島 耕作」の特徴や魅力について紹介していきました!

最後までご覧になっていただきありがとうございました!

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