青森県弘前市が舞台となっている映画「バカ塗りの娘」。
2023年8月25日から青森県で先行公開され、9月1日より全国で公開されているバカ塗りの娘ですが、この度、フランスで開催されていた「第17回KINOTAYO映画祭」という映画祭で、観客賞の「ソレイユ・ドール賞」を受賞しました!
㊗️ 第17回 KINOTAYO映画祭
最高賞のソレイユ・ドール賞を受賞!!観客の皆さんの投票で
選んでいただきました🎊監督、キャスト、スタッフたちが
この作品に込めたたくさんの想いが
海を越えて、言語を超えて
多くの方に届いたと思うと嬉しいです。#バカ塗りの娘 #鶴岡慧子 監督 pic.twitter.com/fLITFNYlaS— 映画『バカ塗りの娘』 (@bakanuri_movie) December 17, 2023
今回は、フランスのKINOTAYO映画祭でソレイユ・ドール賞を受賞した、バカ塗りの娘について紹介していきます!
最後まで楽しんでいってください!
青森県弘前市が舞台の映画『バカ塗りの娘』とは?
映画『バカ塗りの娘』オフィシャルサイト 9月1日公開 (happinet-phantom.com)
バカ塗りの娘は、高森美由紀さんの小説「ジャパン・ディグニティ」を原作に、青森県弘前市で伝統工芸「津軽塗」を生業としている、小林薫さん演じる父親と、それを手伝う、堀田真由さん演じる娘の姿を描いています。
津軽塗の魅力と斜陽の伝統工芸の状況、津軽塗に魅せられながらも父に言い出せない娘の自立の物語が融合し、日本文化に興味のあるフランスの観客を魅了しました。
『バカ塗りの娘』が受賞したフランスの映画祭とは?
バカ塗りの娘が観客賞を受賞したフランスの「KINOTAYO映画祭」は、毎年パリで開催されている「現代日本映画祭」です。
バカ塗りの娘が受賞した観客賞のソレイユ・ドール賞は観客が選んで決める賞ですが、その他に、審査員が選ぶ「審査員賞」と「グランプリ」があります。
グランプリが、KINOTAYO映画祭の最高賞のようですね。
17回目を迎えたKINOTAYO映画祭は、審査員賞に「銀河鉄道の父」、グランプリに「茶飲友達」が選ばれました。
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鶴岡監督喜びの声!
バカ塗りの娘の監督を務めた鶴岡監督は、ソレイユ・ドール賞を受賞したことを受けて
「素晴らしい賞をありがとうございます。本作は伝統工芸という、物作りの営みを描いたもので、そこから私も、物作りという素晴らしい人間の営みを教えてもらいました。」
と、津軽塗を題材にした映画でメガホンを取りながら自らも学んだと述べていました。
そしてそのうえで
「そういった映画が、映画の本場であるフランスで観客の皆さんに受け入れられたことは、本当に勇気づけられます。この喜びを映画に協力して頂いた青森の皆さんと分かち合いたいと思います。」と語っていました。
たしかに、青森という田舎で作られている津軽塗は日本では有名ですが、世界ではまだまだ無名です。
それが映画を通して海外で高く評価されたことは、快挙ですね。
バカ塗りの娘がフランスで栄誉ある賞を受賞したことを受けて、本作に出演していた堀田真由さんをはじめ、出演者が続々とSNSなどで喜びの声をコメントしていました。
まとめ
今回は、フランスのKINOTAYO映画祭でソレイユ・ドール賞を受賞した、バカ塗りの娘について紹介していきました!
バカ塗りの娘の関係者の皆さん、おめでとうございます!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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