季節は7月中旬になり、いよいよ夏本番に差し掛かりました。
色々な出来事があった2024年もあっという間に半分が終わってしまいました。
そして夏と言えば祭りの季節ですよね!
夏は東北地方の各地でお祭りが行われており、東北三大夏祭りの一つ「青森ねぶた祭り」の時期が近付いてきました。
ねぶた祭りの会場となる青森県青森市では、ねぶた囃子の稽古や、ねぶたの製作が大詰めを迎えています。
今回は、今年の青森ねぶた祭りの日程や見どころについて紹介していきたいと思います!
最後まで楽しんでいってください!
青森ねぶた祭り2024の日程!
今年の青森ねぶた祭りも例年通り、「8月2日~7日」まで開催されます!
8月2日~6日までは、「本祭(夜運行)」、最終日の8月7日は「昼運行」となり、夜は「海上ねぶたと花火大会」となります!
また、今年も昨年同様、マスクの着用は任意となり、食べ歩きなども可能です。
青森ねぶた祭り2024はスタート地点が2つに!
コロナ禍前の2019年まで主流だった、各運行団体のねぶたが予め決められた位置に陣取っている「スタンバイ方式」でしたが、コロナ後の再開となった2022年からはスタート地点からねぶたが順次出発する「吹き流し方式」に変更となりました。
ただ、吹き流し方式は、ねぶたが1台ずつ出て来るので、裏道となる本町付近にねぶたが来るのは1時間近く待たなければいけないので、はるばっぱりる遠方からお金を払ってきたのに長い時間待たされてしまうという事態が多発しています。
そこで今年からは、従来のスタート地点の他に、ねぶたの中間地点となる柳町交差点付近に新しくスタート地点を設けることになりました。
これで長時間のねぶた待ちは若干解消される可能性がありますが、それでもコアなねぶた愛好家の方からは、やっぱりコロナ禍前のようなスタンバイ方式に戻した方が良いという声も少なからず聞こえてきます。
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ねぶた祭りは元々は『吹き流し方式』
賛否両論ある吹き流し方式ですが、実はねぶた祭りでは、吹き流し方式が伝統的な運行方式でした!
やっぱりねぶたは、1台ずつ出て来るところが迫力があって面白いというのがねぶた祭りの醍醐味でした。
ところが、1990年代に入ると、ねぶた祭りの風紀や治安を乱す「カラスハネト」という不良集団が多発し、カラスハネトの危険行為が祭りの風紀を乱すのはもちろん、観光客などに危害を及ぼしたりしていました。
そこで主催元のねぶた祭り実行委員会は、カラスハネトに対抗するための条例を制定し、2001年から吹き流し方式を廃止しスタンバイ方式に変更し、20年近くその方式で行ってきました。
結果的には時代の流れも後押しし、カラスハネトの撲滅には成功しましたが、吹き流し方式じゃないと祭り全体の迫力がないという声も聞かれており、コロナ禍前から一部では吹き流し方式復活論が囁かれていました。
そして未曽有の感染症という事情があるものの、待望の吹き流し方式が復活しましたが、今度は逆に、スタンバイ方式しか経験したことがないねぶた愛好家の一部からスタンバイ方式復活論が聞こえ始めています。
どうすればいいのか分かりませんね。
実行委員会も「かちゃくちゃねえな」と言っているのではないのでしょうか。笑
余談ですが、「かちゃくちゃねえな」は、津軽弁で「どうしようもない」という意味です。
青森ねぶた祭り2024の見どころは?
今年のねぶた祭りの見どころは、2年連続で「ねぶた大賞」と「知事賞」をW受賞した、竹浪比呂央さんが今年も参加することです!
竹浪比呂央さんは、2年前の2022年は史上初のW受賞を果たし、2023年は、ねぶた師の最高位である「名人(第6代)」に上り詰めました。
現在のねぶた師の中で頂点に君臨している竹浪比呂央さんが制作するねぶたに注目です!
青年会議所は参加自粛
昨年2023年のねぶた祭りで、スタッフに暴行を行った青年会議所のねぶた運行団体は、今年のねぶた祭りの参加を自粛しています。
それにより、昨年は歴代最多の23台が参加したねぶたでしたが、今年はコロナ禍前の22台に逆戻りとなりました。
ねぶた祭りはただでさえ観光客が国内外から訪れ、毎年数百万人の観光客で賑わうので、その分トラブルなどが多発しています。
しかし、身内であるねぶた祭りの関係者が、それも暴力事件を起こしたとなると祭り全体のイメージダウンに繋がりかねません。
祭りは皆で楽しむものです。
最低限のマナーを守って楽しみましょう!
まとめ
今回は、今年の青森ねぶた祭りについて紹介していきました!
皆さんも、迫力満点のねぶた祭りを体感してみては如何でしょうか!
今年のねぶた祭りも熱いです!
最後までご覧になっていただきありがとうございました!
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