2020年1月に日本で新型コロナウイルスの感染が確認されてから5年が経ちました。
日本ではこの5年間で新型コロナウイルスに感染した人は7000万人、死者13万人を記録するなど、過去に例を見ない未曾有の感染被害に遭いました。
新型コロナウイルスは中国の武漢が発生源とされていますが、その中国で「ヒトメタニューモウイルス」という新しいウイルスの感染が急増しています。
今回は、中国で感染が急増しているヒトメタニューモウイルスについて解説していきたいと思います。
中国で感染が急増している『ヒトメタニューモウイルス』とは?
ヒトメタニューモウイルスは、2001年にオランダで発見されたウイルスです。
新型コロナウイルスに比べると20年近く前に発見されていますね。
しかし、老若男女問わず感染する新型コロナウイルスと違い、ヒトメタニューモは幼児(特に1~3歳児)の間で感染が流行することが多いです。
ヒトメタニューモウイルスは子供が感染することがほとんどみたいえすね。
ただ、稀に大人にも感染することがあり、乳幼児や高齢者が感染すると重症化することがあります。
ウイルスは重症化すれば命に関わるので、十分注意してください。
ヒトメタニューモウイルスの症状は?
ヒトメタニューモウイルスは、気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症を引き起こすウイルスの一種なので、症状も肺炎などに似ています。
ヒトメタニューモウイルスの基本的な症状としては
・咳(1週間程度続く)
・発熱(4~5日程度続く)
・鼻水
症状が悪化すると
・ゼイゼイ(ヒューヒュー)という呼吸
・呼吸困難
どちらかと言うと、インフルエンザに似た症状ですね。
広告
-
U-NEXT<ユーネクスト>
今月のU-NEXTツイッター➡U-NEXT公式ツイッター
今月のU-NEXTブログ ➡U-NEXT公式ブログ
・「小田和正 クリスマスの約束」を見る
・「らんまん」を見る
・「VIVANT」を見る
・「ドキュメント72時間」を見る
・「光る君へ」を見る
ヒトメタニューモウイルスの治療法や対策は?
発見されてから四半世紀近く経つヒトメタニューモウイルスですが、現在特定の治療薬やワクチンはありません!
ただ、ヒトメタニューモウイルスの症状はほとんどが軽いので、1週間程安静にしていると回復すると言われています。
ただし、上述したように、乳幼児や高齢者が感染すると重症化する恐れがあります。
次にヒトメタニューモウイルスの感染対策ですが、こちらもインフルエンザや新型コロナウイルス同様に接触感染や飛沫感染により感染が広がります。
感染を防ぐには、手洗いやアルコール消毒、マスクの着用などの一般的な対策が必要です!
ヒトメタニューモウイルスの日本への影響は?
実は、日本でも幼児を中心にヒトメタニューモウイルスの感染が確認されています。
しかし日本では、ヒトメタニューモウイルスはインフルエンザよりも軽いと見られているため、そこまで警戒心が高いわけではないとか。
ただ、日本もそろそろヒトメタニューモウイルスに警戒しなければいけなくなるかもしれないです。
春節で数多くの中国人観光客が来日する可能性が高い!
感染が拡大している中国では、1月下旬に始まる春節(中国の旧正月)が始まりますが、2025年の春節は1月29日で、中国では1月28日~2月4日までの8連休になる方も多いようです。
そのため中国では、大型連休前後に約90億人の移動を見込んでおり、当然その90億人の中には日本への観光客も数多くいると見込まれています。
恐らく、円安の影響もあり、日本を旅行先に計画している人が多いのかもしれないですね。
中国人観光客へのお願いではなく、日本政府の水際対策が重要になってきますが、石破政権になってから中国寄りになっているように見えるので、中国人観光客への対応が疎かになりヒトメタニューモウイルスの感染が日本で増える恐れがあります。
これ以上ウイルス感染の拡大を防ぐためにも、政府には少しでも中国に対して心を鬼にしてほしいですね。
まとめ
・ヒトメタニューモウイルスは幼児を中心に感染するが、稀に大人に感染することがある。
・ヒトメタニューモウイルスの治療薬やワクチンは存在しておらず、インフルエンザや新型コロナウイルス等の感染症と同様の感染対策が必要。
・日本でも幼児を中心にヒトメタニューモウイルスの感染が確認されているが新型コロナウイルスのような大規模な感染に至っていない。
ただし、春節の影響でヒトメタニューモウイルスの感染が急増している数多くの中国人の移動が脅威になるため、今後日本もヒトメタニューモウイルスの感染に警戒する必要がある。
今回は、中国で感染が急増しているヒトメタニューモウイルスについて解説していきました。
日本でも、新型コロナウイルスの感染がまだまだ油断が出来ないだけでなく、今シーズンはインフルエンザの感染が猛威を振るっています。
皆さんも体に気を付けて過ごしていきましょう。
コメントを残す