ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命｜動画フルを無料で視聴する方法！

第二次世界大戦を舞台にした映画はいくつもあり、無残に人間が死んでいく悲しい映画がほとんどです。

犠牲者が人間なのはもちろんですが、なんの責任もなく事情もわからない動物たちも戦争の犠牲になってしまったらどうでしょう。

1939年にナチスドイツはポーランドに侵攻し、庶民の娯楽施設である動物園も例外ではなく占領軍の管理下においてしまいます。

動物園を経営していたのはアントニーナ（ジェシカ・チャステイン）とその夫・ヤン（ヨハン・ヘルデンベルグ）。

二人が迫害されるユダヤ人をこの動物園にかくまったことで、勇気と感動の実話映画が始まります。

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強制収容所送りのユダヤ人をかくまう決心

 

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The Zookeeper’s Wifeさん(@thezookeeperswife)がシェアした投稿 – 2017年 4月月6日午前8時10分PDT

主人公のアントニーナは飼育している動物のお産にも立ち会うほどの熱心な経営者でした。

しかし、ドイツのポーランド侵攻で、この動物園も砲火を浴び彼女が可愛がっていた動物たちも無残に死んでいきます。

動物園の経営もままならない一方で、親しくしていた周囲のユダヤ人たちが強制収容所送りになるのを目のあたりにします。

中でも親しかったアントニーナのユダヤ人の友人が、強制収容所送りになるのを見かねて、ついに夫婦は危険覚悟で動物園内に友人たちをかくまう決心をすることになります。

夫の協力で動物園がユダヤ人の逃走経路に

一方、夫・ヤンは、強制収容所に収監されているユダヤ人を救うために一計を案じます。

それは、動物園を養豚所とし、飼料を強制収容所から排出される残飯などを回収する仕事を得、残飯回収に紛れてユダヤ人を動物園に避難させる方法でした。

映画では、この脱出場面は本当に緊張します。ユダヤ人への協力はどんなことでも手を貸せば、銃殺されるしかないからです。

逆にユダヤ人をかくまっている情報をナチスに通報する者があって、その結果、無残にも銃殺されていく場面はあまりにも衝撃的です。

親しかったドイツ将校との駆け引き

アントニーナには、戦前から動物園の経営を通じ親しくしていた一人のドイツ人男性ルッツ（ダニエル・ブリュール）がいました。

ところがいざ戦争がはじまると、その関係から友人ルッツはナチスドイツの責任者として動物園の管理を任されます。

運命のいたずらで、ユダヤ人をかくまっているアントニーナは、かつての友人にウソをつかざるをえなくなってしまったのです。

ある日の視察で怪しむルッツの注意をそらすためにアントニーナがやったのは、以前からルッツに好意を持っていたウソの素振りを示すことでした。

アントニーナの作戦はしばらくして、夫・ヤンの嫉妬心に変わっていくのです。

まとめ

動物の必死の出産場面がある中で、園内の動物が整理のため次々の射殺される場面にはいたたまれない気持ちになります。

一方で、ユダヤ人を救出してあげたいという気持ちから次々と危険を冒してしまうアントニーナとヤンに、最後の最後まで緊張場面の連続です。

そして、ドイツ将校ルッツとの関係を誤解され、夫との不和まで起こしてしまったアントニーナの悲しみ。

見どころいっぱいの中で、今売り出し中のジェシカ・チャステインのもの悲しい好演が光ります。

是非、最後の感動場面に感涙して下さい。

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